スポンジの洗う面、勘違いしていませんか?
スポンジにも色々な種類がありますが、コップ用・お鍋用と複数個を使い分けるのは面倒!という方におすすめの万能なスポンジはないのでしょうか?
「スリーエムの商品では、『スコッチ・ブライト™ ハイブリッド貼り合わせスポンジ』が最も万能だと思っています。不織布の面にはハイブリッド粒子を使っていて、焦げ・こびりつき・茶しぶも食器を傷つけずに落とすことができるんです。どうしても傷つけたくないガラスのコップなどはウレタン面で洗うこともできます」(スポンジ博士 原井敬さん)
「どうしても傷つけたくないガラスのコップなどはウレタン面で」ということは……基本的に洗う面は不織布の面を推奨しているということ?
「基本的にウレタンと不織布を貼り合わせたタイプのスポンジでは、不織布面で食器などの汚れを落とすことをおすすめしています。不織布面の方が汚れをしっかり拭き取ってくれる働きがあり、より早く汚れを落とすことができます。ウレタン面は泡をたたせる役割が大きいですね。もちろん、デリケートなものを洗うのに使っても良いのですが」(スポンジ博士 原井敬さん)
これまで勝手に「鍋の焦げ付きなどは硬い面、普段のお皿は柔らかい面」と勘違いしていました。
「ただ、研磨粒子のついているタイプのスポンジは、ガラス製品が傷つく恐れがあるので注意が必要です。パッケージにも注意書きがあると思うのでよく読んで頂きたいですね」(スポンジ博士 原井敬さん)
なんとなく使用してしまっていた食器用スポンジですが、実は間違った使い方をするともったいなかったり菌の繁殖の温床になってしまったりする恐れも。今日から正しく使いたいと思います!
スリーエム ジャパン株式会社 ホームケア&CHC技術部
原井 敬(はらい さとし)さん
2000年スリーエム ジャパン株式会社入社。テープ接着剤技術部の開発担当を経て、
ホームケア&CHC技術部にてスコッチ・ブライト™製品の開発・改良に携わる。
キッチンやお風呂掃除スポンジなど、試したスポンジは8000以上!
掃除する場所やものに適したスポンジの提案や、スポンジの正しい使い方・保管方法についての啓蒙活動もおこなっている。
取材・文/松本果歩
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この記事を書いた人
ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
Twitter:@KA_HO_MA
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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