- モノマックス
- 記事一覧
- 靴
- 「無印良品 爆発的人気の話題作」リーボック“クラブC”をさらなる大定番品に!? 履きやすさが半端ないコートスニーカー/No.1モノ雑誌編集長のお墨付き『コレ買いです』Vol.77
「無印良品 爆発的人気の話題作」リーボック“クラブC”をさらなる大定番品に!? 履きやすさが半端ないコートスニーカー/No.1モノ雑誌編集長のお墨付き『コレ買いです』Vol.77
執筆者: 編集長/奥家慎二
毎日履きたくなるためのギミックがすごい!
肝心なのは、無印良品が求める「長く使い続けられる定番品」をどのように実現したのか?です。そこには、機能素材の使用やディテールの工夫がありました。
大きいのは、ソールにリーボックの独自技術であるDMXマイクロバブルテクノロジーを採用したことです。内部のカップソールの中に気泡を入れることで反発力を高め、一日中快適な履き心地を実現しています。外側からは目視できないのですが、足裏に複数のバブルを設けたゴムポケットを内蔵していて、クッション性とサポートを提供しているということです。
コートシューズというと、クラシックなデザインはいいもののソールは硬め&重めで、長時間履くのはつらい……という印象をお持ちの方もいるかもしれません。しかしDMXマイクロバブルテクノロジーを採用したという今作は、ググッと押した指が適度に沈む、ほどよい弾力性を保有。重さも見た目以上に軽いですし、実際の履き心地も良好でした。接地面積が大きいアウトソールパターンで、グリップ力高めなのも維持されています。
さらにヒールにも履きやすさを向上する工夫が。指をひっかけられるタブがついていて、脱ぎ履きをサポートしてくれるんです。しかもおもしろいのが、タブが斜め30度くらいに傾いている点。それにより、体の外側から腕を回して指を引っ掛けやすくしているんですね。靴べらがなくても履けるので、私のような億劫な性格の人にもピッタリ。ものすごく実践的な仕様だと感じました。
さらにはライニングにも特徴がありました。すべりのいい素材に切り替えてあり、それによっても脱ぎ履きしやすくしているんです。触ってみるとキメの細かさを感じる生地で、クッションも確か。ちょっと力を入れるだけでスルリと足を入れることができました。
昨今はカンタンにスッポリ履けるシューズも人気が出てきていますから、こういうところの気配りはうれしいですね。
この記事のタグ
この記事を書いた人
編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
Twitter:@MonoMaxWEB
Instagram:@MonoMax_tkj
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする