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「ロマンティックが止まらない時計」ブローバ“ルナ パイロット クロノグラフ”は時計の魅力を再発見させる新たなる一手だ!/No.1モノ雑誌編集長のお墨付き『コレ買いです』Vol.81
執筆者: 編集長/奥家慎二
鮮烈なブラッドムーンカラーが新たな世界の扉を開く!
一番の特徴は、間違いなくその文字盤カラーです。宇宙をテーマにしたプロダクトというと、モノトーンが多いイメージですよね。この「ルナ パイロット クロノグラフ」のオリジナルもやはりブラック文字盤なのですが、今回は印象的なレッドカラーに染め上げました。それも、モチーフは皆既月食のときに見られる満月が見せる赤黒い色合い。まさに血のような濃い赤で、見るだけでゾクゾクしてきます……。ブラッドムーンも月が見せる神秘のひとつ。天文学が今ほど発達していない時代から、人々は血のように染まった満月を見ていろいろな想いを寄せてきたはずで、改めてロマンを感じます。
文字盤は梨地仕上げで、マットな質感にしているところも雰囲気が出ています。
タキメーターを刻印したインナーベゼルと文字盤で大きな段差を設けているのも、今作の特徴です。センターのクロノ針とタキメーターの高さが合うことで、計測を容易にする仕組み。奥行き感も生んでいます。
ケース径は43.5㎜。昨今のトレンドからすると少し大きいように思えるかもしれませんが、赤く染まった文字盤自体は小ぶりなため、思ったよりも腕元への収まりはいい感じでした。上下に張り出したラグも腕に沿うよう傾斜されているし、ブレスレットのコマも細いので、腕にぴったりフィットしました。
幅広のプッシュボタンを採用しているのも特徴です。グローブをしたままでも押しやすいですし、円柱タイプほど衣類の袖に引っかかりにくいのもいいですね。
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この記事を書いた人
編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
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