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「ロマンティックが止まらない時計」ブローバ“ルナ パイロット クロノグラフ”は時計の魅力を再発見させる新たなる一手だ!/No.1モノ雑誌編集長のお墨付き『コレ買いです』Vol.81
執筆者: 編集長/奥家慎二
搭載されたハイプレシジョンクォーツが優秀だった!
長く使うなら、機能や実用性にもこだわりたいところ。「ルナ パイロット クロノグラフ」は、そのあたりもしっかりしていました。
ムーブメントにはクォーツが使われているのですが、そんじょそこらの(?)クォーツではありません。ブローバ独自の「ハイプレシジョンクォーツ」が採用されているんです。
一般的なクォーツムーブメントは二つ足の水晶振動子を使用して一定の周波数を生み出しますが、"ハイプレシジョンクォーツ"では独自開発の末にたどり着いた三つ足の水晶振動子を使用。それによって通常の約8倍となる、262KHzものの高振動を実現しました。その結果、月差±5秒という高精度を達成。電波信号など外部からの補正機能を受けない独立したムーブメントとして、この精度の高さは希少です。
また、1秒に1ステップ動く一般的なクォーツムーブメントとは異なり、"ハイプレシジョンクォーツ"はより細かなステップを刻む「スイープ運針」を実現。機械式ムーブメントを想起させるような滑らかさで、"流れていく時間"をスムースに表します。(公式webサイトより)
つまり、ものすごく高精度だし、機械式のようにスムースに動く秒針の動きを楽しめるということ。これはかなりうれしいポイントだと思います。
針とインデックスには青く光る夜光塗料を採用。宇宙空間のような暗闇の中でも時刻を確認できます。
※サンプルにて撮影
裏蓋にはブローバのロゴマークとともに、アポロ15号が月面に着陸したことの功績を刻印。
※サンプルにて撮影
そしてブレスレットには、左右にスライドするだけでカンタンに着脱できるクイックリリースレバーがついています。
特製レザーストラップが同梱されており、自由に付け替えることも可能。これまたブラッドムーンと相性のいいブラックカラーで、ドラキュラ伯爵を彷彿とさせるようでかっこいいんです……。表面には潤沢なシボがあって高級感があり、一部にレッドのステッチを加えたりメタルの遊環&定環を付けたりと、ディテールにもこだわりを感じます。
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この記事を書いた人
編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
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