モルックの魅力3選! ①道具が少ない ②ルールがかんたん ③誰でもできる
モルックの魅力その①は「道具が少ない」こと。新たなスポーツをやってみようとするときに、道具やユニフォームなど用意しなくてはならないものが多いと手間的にもコスト的にもハードルが上がりますが、モルックをプレイするのに必要なのは、投げるための棒=モルックと、12本の木製のピン=スキットルだけ。公式戦では、投げる位置に置く木製のモルッカーリが設置されますが、TACTIC社モルック日本総代理店「OHSサプライ」で販売されている公式の基本セットもモルック+スキットルのみとなっています。
モルックの魅力その②は「ルールがかんたん」なこと。公式戦では4人1組として、2チーム以上で競います。まずはスキットルを所定の順に並べたら投げる順を決め、3〜4m離れた位置からモルック棒を投げます。モルック棒は、下から投げるのが決まりとなっていて、スキットルが1本倒れたら書いてある数字の点数、2本以上倒れたらその本数が加点されます。倒れたスキットルはその地点で再び立てます。交互に投げていき、50点ぴったりになったチームが勝ちとなります。一見シンプルですが、50点に近づくにつれて狙える点数が限られてくるので、お互いに相手チームの狙いを推測し、ときには邪魔しあったりとアタマを使う局面も。体と頭を使って楽しめるのがモルックなのです。
モルックの魅力その③は「誰でもできる」こと。使う道具が少なく、ルールもかんたんなモルックは、老若男女、障がいの有無に関係なく、皆がともに同じフィールドで楽しむことができるスポーツです。2024モルック世界大会では、下は10歳以下から上は80歳以上まで、実に幅広い年齢層のモルッカー(モルックの競技者)が、階級分けやハンデ設定もなく、ともに汗を流しました。レクリエーションとしてゆる〜く楽しむもよし、競技として勝ち負けにこだわるもよし、自由度の高さもモルックらしさの一つと言えるでしょう。
詳しいルールなどはこちらから! 日本モルック協会公式サイト
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