日本モルック協会公式アンバサダー、森田哲矢さん(さらば青春の光)モルックを語る
「ある番組で趣味がないって話をしてるときに、サンドウィッチマンの富澤(たけし)さんから勧められたのがモルックでした。次に富澤さんに会うときまでに一度やっておこうかと、一緒にチーム(キングオブモルック)も組んでるカナイに調べてもらい、日本モルック協会さんに電話してみたら練習会にお誘いいただいたので行ってみたんです。面白くなかったとしても話のネタになるし、ぐらいの気持ちでやってみたら、“え、ちょっと待って。これおもろいやん”ってなって、東京大会に出場して4位に、そんで日本代表としてフランス大会に出たんです。そうは言っても、当時の競技人口って世界で1000人いるかどうかってとこだったと思うんですよね。日本代表になれる条件も、その年世界大会が開催されるフランスまでの旅費が出せるかってことでしたし(笑)。国を代表するのに、それぐらいハードルの低いスポーツやったんです。それが今や、日本で世界大会を開催するまでになって。正直、自分らが一番驚いてます」
「なんといっても、モルックの魅力は誰でもできるとこですね。なんなら、おじいちゃん・おばあちゃんたちの方がうまかったりする。練習時間、たっぷりありますからね〜(笑)。モルック界のレジェンドで、フィンランドのヤケって選手がいるんですけど、おじいちゃんなのにめちゃくちゃ上手いです。初めてでもすぐできるようになるけど、やっぱり練習すると上手くなります。点数が50点に近づいてくると、相手が狙ってるであろうスキットルを遠くに飛ばそうぜ! みたいな駆け引きもあって、心理戦っていうか、ちょっとギャンブル的な楽しさもあります。ただ、やっぱ的確にスキットルを倒せる技術はあった方がいいんで、バスケやってた人とか、ゴミを遠くからゴミ箱に上手に入れられる人とかは強いですね(笑)」
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