「ドンキの1台3役家電」テレビやパソコン、スマホがシアターサウンドに?“1台3役テレビ用スピーカー”の意外な弱点とは?ドン・キホーテマニアが正直レポート
執筆者: ライター/松本果歩
音も重低音がいい感じ、だけど……
実際に「1台3役テレビ用スピーカー」を使用してみた感想です。まず、筆者はそこまで音にこだわりがあるわけでもなく、こういった商品の「音質」がどうかという判断はできないと思う素人です。
ただ、そんな筆者でもこれまでパソコンから出ていた音と比べて聞いてみると、明らかに音質が良い印象を持ちました。テレビがないため番組はTverで見るのですが、これまで何度も見たコマーシャルで流れる音楽なのに「えっ、そんなオシャレな音楽だったんだ!」と感じるように。パソコンのスピーカーでは聞こえていなかった重低音がしっかり強調されて聞こえるようになったことが理由だと思います。
ただ、「1台3役テレビ用スピーカー」を使い始めてからしばらくは、特に人がしゃべっている映像では0.2秒くらい音が遅れているような感じがありました。おそらく微妙~に音が0.数秒遅れて聞こえているのでしょう。ただこれは誤差の範囲というか、慣れると気にならなくなりました。
気になり続けたのはコマーシャルの出だしや、コマーシャルから番組に戻った時、番組内で場面の切り替えなどがあった際に冒頭の0.2秒くらい音が飛ぶこと。わずか0.2秒ほどでも冒頭の音が飛ぶと、たとえば「モノマックス」と言っているのが「mオノマックス」といった風に聞こえます。さらに一時停止→再生すると毎回最初の0.5秒くらいが小さく、だんだんグラデーションしながら音が大きくなるのも少し気になりました。
筆者は若干気にはなるものの、パソコンのスピーカーで聞くよりも重低音が良い感じだというメリットが上回ったので引き続き愛用しています。音楽や音質にこだわりのある方や、音飛びが都度起こるのが気になる方はおすすめできないかもしれません。
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文・撮影/松本果歩
※記載の価格は筆者が購入した店舗の金額です
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ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
Twitter:@KA_HO_MA
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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