カスタマイズ可能な組み合わせは144パターン
今回導入された「ジュリア クアドリフォリオ」の左ハンドルはかねてより要望が多かった仕様で、「デザイン ユア クアドリフォリオ」との組み合わせはカスタマイズを希望する声が大きかったことから実現した。
「デザイン ユア クアドリフォリオ」は、オーナーの好みの仕様やボディカラーを選択することができる特別なプログラムで、2024年3月に導入された前回の同プログラムと比べ、新たにシルバーホイール(日本向け特別設定で限定 20台)を採用。また、ボディカラーにはエトナレッドが加わり、選べるバリエーションは80パターンから144パターンへと増えている。
カスタマイズ可能な仕様は、 ルーフが標準とカーボンファイバールーフ 、ブレーキが標準とカーボンセラミック製ディスク、シートがスポーツレザーシートとスパルコ社製 カーボンバケットシート 、ホイールが3種類、ボディカラーが6種類(アルファ レッド/ ヴェズヴィオ グレー/ブルカノ ブラック/ミザーノ ブルー/モントリオール グリーン/エトナ レッド)となる。
カスタマイズ後の車両価格(税込)は¥13,370,000から¥15,970,000で、カタログモデルの右ハンドル仕様の「ジュリア クアドリフォリオ」の¥13,870,000と比べても魅力的な設定となっている。左ハンドルモデル仕様の販売はカスタマイズプログラム「デザイン ユア クアドリフォリオ」限定だが、限定台数は設定されていない。
また、「ジュリア クアドリフォリオ」の左ハンドルを購入すると「ドライビング ラボラトリー(Alfa Romeo Driving Laboratory)」でのドライビング体験がプレゼントされる企画も注目される。
「ドライビング ラボラトリー」は東京・東麻布にある会員制の超高性能ドライビングシミュレーター施設で、今回は実車の「ジュリア クアドリフォリオ」の性能を再現したマシンにプロドライバーが乗り込みバーチャルで走行を行う。ドライビングアカデミーでもインストラクターを務める藤井 誠暢選手をメインインストラクターに、「ジュリア クアドリフォリオ」の左ハンドルのオーナーは実際のサーキットコースに出るためのドライビングスキルアップや車両の性能を限界まで引き出したドライビングが体験できる。
この記事のタグ
この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする