世代を超えて愛されているUNIQLO(ユニクロ)。1984年の広島での一号店を皮切りに、日本では800店舗近く海外では1700店舗近く展開するという、世界を代表するブランドへと成長しました。
そんなユニクロが今年で40周年を迎えたとあって、プレスルームにて今までの歴史を振り返るイベントを開催しておりました。名作の歴史を振り返ったり、ユニクロユーザーの声をまとめていたりなど、非常に面白かったのでどんな内容だったかをレポートしていきたいと思います。
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ユニクロの歩んできた歴史を振り返る!
我々MonoMax webチームはプレスルームに訪れましたが、案内されたのはいつもの応対場所とは違う別のブース。「こちらにお入りください」と中に入ると目に飛んできたのがこの光景。これをみて“懐かしい!”と思った方はかなりのユニクロ通です。実はこれ、初期ユニクロの店舗を再現して作られた外観を再現しているんです。
当時を懐かしみつつ、中に入ると迎えてくれたのは初期ロゴ。ヴィジュアルアーティストのミック・イタヤ氏によるイラストと、UTディレクターの河村康輔氏によるグラフィックを合わせてリデザインした壁面がお出迎えしてくれました。イラストとグラフィックの合わせが非常に良く、当時を懐かしつつも新鮮さも感じることができますよね。
ユニクロ
ロゴスウェットシャツ
¥2,990
ちなみにこのデザインは今季発売のスウェットシャツでも展開しています。手に入れるなら今だと思ったので、私は黒を購入しました 笑。
そしてこちらが、各都道府県にユニクロ一号店ができた地図です。1984年の広島を皮切りに中国・九州地方へと広げ、近畿・関東・東北・北陸地方へと全国出店をしてきました。筆者は福島出身なのですが、1996年にできたんだなぁと当時を振り返るのも面白かったです。
こちらは創業当時のチラシとエプロン。ユニクロの店員さんがエプロンを着て接客していたのって皆さんご存知でした?そして何より驚いたのが圧倒的な安さ。当時のチラシを見るとシャツ1000円、ブルゾン2990円、ジーンズ1990円とかなりの価格破壊っぷりです。
“〇〇と同じ価格でウチの商品が買えますよ!”っていう斬新なコピーも目を引きますし、当時は仕入れで違うブランドも扱っていたみたいです。
ちなみにユニクロは略語だということはご存知でしょうか?
1984年の広島店の名前は「ユニーク・クロージング・ウエアハウス(UNIQUE CLOTHING WAREHOUSE)」と書かれており、“ユニークな衣料品の倉庫”の略語から生まれたのが“ユニクロ”という造語なんです。当初のブランド表記は“UNICLO”でしたが、当時の香港担当者が“UNIQLO”と表記を誤ってしまい緊張感のある状況になってしまいました。ですが“ Q”の方がデザインも良いという判断により、今の“UNIQLO”へとなったエピソードも面白いですね!
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この記事を書いた人
スタイリスト小林知典
1982年生まれ、福島県出身。スタイリスト栃木雅広氏に師事し独立。以後、雑誌・WEB・カタログを中心にスタイリングを手掛ける。最近ではアウトドアやインテリアにも興味を持ち、もっぱら収集する日々を送っている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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