「日本一予約が取れない店の味がファミレスで!?」飯田商店 店主監修 デニーズの“本格的すぎる味噌ラーメン”をグルメ系ライターが実食してみた

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2024年6月に大人気ファミレスチェーン店・デニーズより登場した期間限定メニュー『冷やし豆乳担々麺〜香るスパイス』。こちらは、日本を代表する人気ラーメン店「飯田商店」店主である飯田将太氏（以下、飯田氏）が監修した一杯です。日本一予約が取れないあのラーメン店の味わいが気軽に楽しめるとあって、多くの人々から好評を博したそう。

そして前回の好評を受け、この冬またしても飯田氏監修のラーメンが帰ってきた！というわけで、2025年1月9日（木）より販売されている『味噌らぁ麺～五重（いつつがさね）の味噌』を実食してみました。

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寒い冬にぴったり！コク深い味噌スープがたまらない一杯

ここではミニごはんや唐揚げが付いている飯田店主おすすめセットを体験しました。飯田商店にはレギュラーメニューとして味噌ラーメンがないということもあり、より一層どんな味わいに仕上がっているのか気になるところ。早速チェックしていきましょう。

商品名にもあるように、こだわり抜かれた5種類の味噌を最適なバランスで調合。スープのこっくりとした色合い、そして複雑な香りが食欲をそそる……！

ちなみにメインで使用しているのは、「信州味噌®」と「仙台味噌」だそう。特に「信州味噌®」に関しては、2種類使われているのだとか。①大豆や米の香り・コク・風味をしっかり感じられる粒感のあるもの、②特に濃厚な味噌の発酵香を堪能できるような旨味とコクを深めたタイプのもの……さらに信州赤系味噌のくくりで見ると、もう一つ「美麻高原蔵二年みそ」という種類の味噌も混ぜ込まれているとのこと。それぞれ粒感や熟度などを変えつつ、織りなされる信州赤系味噌のハーモニーがたまりません。

麺にもよくスープが馴染んでいます。米麹のほどよい甘さが特長の「仙台味噌」、やわらかなお米の甘みを感じられる「西京しろ味噌」が、先ほど触れた信州赤系味噌のコクにまろやかさをプラス。麺をすすった後に広がる奥深い重厚感がクセになること間違いなしでしょう。

また、この味噌スープの味わいを一層高みに持っていくのが、たっぷり入ったこのシャキシャキ野菜たち。飯田氏曰く、今作のポイントは、“野菜をしっかり焼いたこと”なのだそう。

街中華の野菜炒めをイメージして、ごま油とラードで風味高くしっかり炒めつけた野菜は、香ばしさ抜群。その香ばしさが引き立てる野菜ならではの甘さも合わせて、じんわりとスープに旨みが染み出しているようでした。