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特集小沢コージの「遊べるクルマ」

「王者のワイルド戦略には敵わんぜ」禁断のジムニー顔投入!? 人気SUV風スーパーハイト2代目“新型スズキ スペーシア ギア”がかっこいい!『小沢コージの遊べるクルマ』

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先進安全や中身はスペーシア譲り! 王道SUVデザインがズルかっこいい

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MonoMax本誌にて好評連載中の「小沢コージの遊べるクルマ」では、自動車ジャーナリストの小沢コージさんが、ただの移動手段として使うだけではもったいない、遊びたくなる魅力を秘めたおすすめの1台を紹介しています。

今回は、「新たにジムニー風スロットグリルで勝負!この“ 王者のワイルド戦略”には敵わんぜ」と小沢さんが紹介するスズキ スペーシア ギアを取り上げます。

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ファンクロスにデリカミニ、ジョイにギアと4強出揃う!

ついに4強出揃う! そう、今注目の軽スーパーハイトワゴンの“SUV風味対決”だ。そもそもの発端は今から7年前の2018年に登場した初代スズキ スペーシア ギア。王道スーパーハイトワゴンをベースに、可愛いSUV風の丸型ヘッドライトやイカついメッキグリル。その他にもプロテクター風前後バンパー、サイドモール、ルーフレールを装着。これにカラフルな2トーンカラーを組み合わせ、手軽なアウトドアSUVテイストに仕上げたら定番人気!ただし、その後数年後追いはなく、一時はスペーシア全体の2割弱を占める安定のモデルに。

そこに風穴を開けたのが3年前に登場したダイハツファンクロスで、2年前には三菱デリカワゴン、去年はついにあのホンダのN-BOX ジョイ、ほぼ同時にこの2代目スペーシア ギアまで登場! いよいよ競合が出揃ったのだ。

丸目LEDヘッドライトをベースに、グリルにはついに本格軽クロカン、ジムニー風の5本スロットグリルを導入しかし面白いのは微妙なテイストの違いで、ファンクロスは王道のクロカンSUV路線だが、角目ライトやビキニ調のバンパー、迷彩柄シート、ダイハツ独自の開口部の広いミラクルオープンドアがかなりユニーク。デリカミニは丸目だがガキ大将風のなまいき顔が特徴で4駆に関しては足回りを悪路用に専用チューンし、ある意味最も本格的なSUV路線。

N-BOX ジョイは最もカジュアルで丸目ヘッドライトはキュートだがさほどアウトドアテイストではなく、タータンチェックのシートがキュート。ワイルドというより都会派車中泊仕様。

そして今回ご紹介する2代目スペーシア ギアは王道中の王道SUV路線。初代とイメージが被る丸目LEDヘッドライトをベースに、グリルにはついに本格軽クロカン、ジムニー風の5本スロットグリルを導入。同時にバンパーの丸型フォグランプと丸型ウインカーを同じベゼルに取り込んだり、前後にシルバー調のプロテクターを追加導入。アウトドアテイストをより強化した。ぶっちゃけ見た目は「プチジムニー化」したと言ってもいい。果たしてこの4者4様のSUV風戦略、アナタはどれがお好き?

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