出張のスキマ時間、せっかく札幌に来たなら楽しみたい! 1泊2日という限られた時間の中で、気になった場所をその場の気分で巡ってみたら、意外にも大満足の旅になりました。夜は地元のディープな食体験、翌日はシュールで独特な大仏見学など、出張の合間にちょっとした冒険気分を味わうことに成功! 観光名所だけじゃなく、地元らしさあふれるスポットも交えた寄り道プランをご紹介します。気になるところがあれば、ぜひ参考にしてみてください!
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隠れ家で極上の夜を! 塩ジンギスカン「八仙」
初めての札幌。観光地巡りもいいけれど、せっかくなら地元通がおすすめする隠れた名店を攻めたい。その日の夕方に札幌通の方に教えていただき、向かったのは雑居ビルの地下にひっそり佇む「八仙」。お店に入る前から「これは絶対当たりだ」と確信しちゃう感じ。扉を開けると、名刺でびっしり埋め尽くされた店内に圧倒されます。レトロ&ディーブな空間で、ただならぬ非日常感が漂っていました。
座った席の目の前には、なんと知り合いの出版社の名刺を発見!思わず「こちらの名刺が今、目の前にありますよ!」と友人に報告してしまうほどテンションが上がりました。
メニューはほぼ聞かれるまま。「塩ジンギスカンでいい?」と言われ、出てきたのは厚みのある美しいピンク色のラム肉。新鮮そのものの肉を炭火でじっくりと焼き、自分でハサミを使って食べやすい大きさにカットするスタイル。ピリッと辛いネギをのせて口に運ぶと、シンプルな塩味がラムの旨みをぐっと引き立てます。クセのない柔らかな肉質に驚くばかり!めちゃめちゃ美味しかったです。
お通しで登場した「山わさび付き刺身クラゲ」も絶品で、コリコリとした食感と鼻を突き抜ける山わさびの辛さがクセになる味わいでした。同行した編集さんが頼んだ〆の「牛トロ丼」も一口分けてもらいましたが、評判に違わぬ濃厚な美味しさに感動。予約なしでの訪問でしたが、奇跡的に空席にありつけた幸運も旅の醍醐味です。塩ジンギスカン4人前にドリンク4杯、そして〆のご飯までたっぷり堪能して、2人で1万円という満足度の高さ。地元通おすすめのディープな札幌体験ができて、素敵な時間を過ごせました。間違いなく、次回札幌を訪れる際もまた足を運びたい名店でした。
炭火焼「八仙」
住所:北海道札幌市中央区南五条西4 丁目 ニュー美松ビル B1F
TEL:011-533-2228
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この記事を書いた人
ライター・エディター鈴木恵理子
11年間の編集プロダクション勤務を経て、2011年よりフリーランスに。雑誌やムック、ウェブなどで、ヘアやビューティページを中心に活動中。暮らしに役立つ実用系やメンズのビューティ記事の経験も豊富。好物は古物や古道具。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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