地元愛がぎゅっと詰まったパン屋『どんぐり』へ!
ランチを終えて、少しだけ時間があったので札幌の古着屋をいくつか巡ってみることにしました。出張先で中途半端に空いた時間ができると、私はいつも純喫茶か古着屋巡りをするのが私の定番。特に、都市部の駅ビルにあるようなお店は東京と似ていることが多いので、できるだけ地元感を味わえる場所を探すのが醍醐味。
今回は90年代のストリートカルチャーをベースに、古着とオリジナルをミックスしたセンスの良い古着屋『Union Vintage Shop』がいちばん気に入りました。店員さんがフレンドリーに話しかけてくれたので、地元のおすすめを聞いてみると『どんぐり行った?』と声が弾むひとことが。なんでも「札幌の人なら知らない人はいない」と言われるほど地元民に愛されているパン屋さんだそうです。パン好きの私としては行かない理由がないので行ってみることに。
到着した『どんぐり 大通店』は、明るい店内にひっきりなしのお客さんで大賑わい!
種類豊富なパンがずらりと並ぶ店内は、どれも美味しそうで迷いに迷うほどの魅力!最終的に選んだのは、明太フランス、コロネ、シナモンロール、そしてメロンパンの4点。これだけ買って843円というコスパの良さにも感激です。さっそく食べてみると、どのパンも期待以上の美味しさで思わず唸るレベル。「せっかくだから、もっと買えばよかった……」と後悔するほどの完成度でした。
空港に向かう帰りの電車で、東京の友達から「今札幌にいるなら『どんぐり』ってパン屋がおすすめだよ」とタイムリーなLINEが届き、まさかの二重推薦! 同じ日に別々の人から「どんぐり」を勧められるなんて、これはもう行く運命だったんだなと納得しました。
どんぐり大通店
住所:北海道札幌市中央区大通西1丁目13 ル・トロワ1F
HP:https://www.donguri-bake.co.jp/
以上が、1泊2日の札幌出張で楽しんだ寄り道レポート。ジンギスカン、スープカレー、パン……どれも期待を超える美味しさで、札幌のグルメの奥深さを改めて実感しました! 地元のタクシー運転手さんや古着屋の店員さんから聞いたおすすめラーメン屋は、まだ行けていないので、次回の訪問がますます楽しみです。
限られた時間の中でも、少しの工夫と冒険心があれば、旅の楽しさは何倍にも広がります。特に出張のスキマ時間だからこそ、普段とは違う視点でその街を感じることができるのが「寄り道」の魅力。これからも、自分なりのペースで寄り道を楽しみながら、思い出に残る旅を作っていきたいと思います!
文・撮影/鈴木恵理子
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この記事を書いた人
ライター・エディター鈴木恵理子
11年間の編集プロダクション勤務を経て、2011年よりフリーランスに。雑誌やムック、ウェブなどで、ヘアやビューティページを中心に活動中。暮らしに役立つ実用系やメンズのビューティ記事の経験も豊富。好物は古物や古道具。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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