スムーズな走りと安心のブレーキングをサポート
滑らかな発信加速特性をさらに洗練されたものにするために、新たなクラッチセッティングも行われている。ウエイトを2022年モデルの12個から10個に変更し、クラッチスプリングも最適化、全開発進でのシームレスさと、10km/h程度までのクラッチのオンオフが続く状況下においてもスムーズな走りを実現してくれる。
また減速時の走行支援のために、制御システム「BC(ブレーキコントロール)」を採用。前輪速度、後輪速度、6軸IMUからの各情報を「HU(ハイドロユニット/ABSユニット含む)」に集約して演算をおこない、ABS作動時の前輪・後輪のブレーキ圧力に反映。バンク角に応じてブレーキ制御をおこなってくれる。「OFF」選択も可能となっていて、「OFF」状態では車両のバンク角との連動がない通常のABS機能だけが働くようになっている。
この記事のタグ
この記事を書いた人
ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
Instagram:@freerider1226
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする