2025年となりはや1ヶ月が過ぎました。春先に向け各社より新作やニュースなどが届きますが、シップスが展開するアメリントラディショナルブランドのSouthwick(サウスウィック)より大人のカジュアルウェアとして最適なコラボアイテムを発売するとの情報をキャッチ! 今回は2月5日(水)より発売されたポストオーバーオールズ×サウスウィック、第6弾となるコラボアイテムの詳細をお伝えしていきます。
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1. 春先の主役になれるショートカバーオール
まずはシップスのコラボ相手であるPost O’Alls(ポストオーバーオールズ)について軽くおさらい。1993年にラスベガスのショーでデビューしたブランドで、ヴィンテージのワークウェアやミリタリー、アウトドアをルーツとしながら、デザイナーの大淵毅氏の描く世界観を表現しているブランドです。
モールデンミルズ社のポーラーフリース素材で作られた1940年代スタイルのカバーオールジャケットや、 ヘビーウエイトのギンガムシャンブレー素材で作られた戦前スタイルのプルオーバーのシャツなどの名作も多く、これから語り継がれていきそうな新しいヴィンテージウェアを提案しているブランドだと認識しています。そんな日本を代表とするブランドと日本を代表するセレクトショップがタッグを組んでいるのだから、注目しないわけにはいきません。
Coveralls #1175 Wool / Linen "Sylvania"
¥57,200
今回コラボ作として発表されたのは2モデル。1つはこちらのショートカバーオールです。実はこのモデル、ポストオーバーホールズにとっては馴染みの深いウェアで、2006年にポストオーバーオールズ初のショートカバーオールとして誕生した"Sylvania"がベースとなっており、新たなエッセンスを加えて19年ぶりに復活したのです。
特筆すべきポイントは生地と色味。本体にはウール×リネンの斜子織(ホップサック生地)を採用し、上質な深いネイビーに仕上げています。
カバーオールというワークウェアの持つ無骨さをうまく調理し、大人が楽しめるカジュアルウェアとして昇華しているのがわかります。これならカットソーやスウェットシャツなどの上から大人っぽく決まりそうですし、カバーオールなのに光の当たり方が上品でカッコいいですよね。春アウターとして活躍してくれそうな一着です。
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この記事を書いた人
スタイリスト小林知典
1982年生まれ、福島県出身。スタイリスト栃木雅広氏に師事し独立。以後、雑誌・WEB・カタログを中心にスタイリングを手掛ける。最近ではアウトドアやインテリアにも興味を持ち、もっぱら収集する日々を送っている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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