「アレを加えると…美味」食の専門家も薦める現代の最強フード“200円台の冷凍パスタ”は時代にマッチしたコスパ抜群商品だ!その理由を徹底解説
執筆者: ライター/松本果歩
冷凍パスタ、食べていますか?筆者は「味や食感がなぁ……」と普段あまり食べていませんでした。しかし、『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)を執筆、冷凍パスタにも詳しい食の専門家のスギ アカツキさんは「実は冷凍パスタは時代にマッチしたコスパ抜群の商品」と話します。その理由とは?
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「お店のパスタ」と比べるのは間違い?
「冷凍パスタ=美味しくないと感じる理由は何でしょうか?味?麺の食感?それとも具やソースが少ないなどでしょうか。……それってすべて『飲食店のパスタ』と比較しているのではないでしょうか」(スギ アカツキさん)
確かに、無意識のうちにお店のものと比べていました。
「冷凍パスタの構造からお話すると、“競合”はインスタント麺や弁当なんですよね。冷凍パスタはカップ麺と比べて、手早く、温かく、作りたて感があって、食感もお湯で戻した麺より美味しい。
さらに価格帯で考えた時にとてもコスパが良いですよね。商品によっては200円台で買うことができますし、乾麺のパスタとパスタソースを買うよりも安くすることができます。メーカーからしてもパスタとソースの組み合わせを変えやすいのでバリエーション展開しやすいのです。日本人は1970年代のイタめしブーム以降、イタリア料理が好きな方が多いですから」(スギ アカツキさん)
特にイタめしブームを経験した方は現在70代前後。お子さんが独立して夫婦2人暮らしの方や、1人暮らしの高齢者の方など1~2人分の食事のためにわざわざ自炊をするのが億劫になりがちな方でも「冷凍パスタならレンジだけで調理できる」と親和性があるのだそう。
「しかも冷凍パスタで『美味しくない商品』はほとんどないと思います。近年、のびにくい麺も開発されているので、冷凍パスタ全体の美味しさのレベルが上がっています。そして冷凍庫に入れやすいですよね。縦でも入るし重ねられるし、若干崩れても特に問題はないわけです。冷凍パスタはとても時代にマッチした商品だと思いますね」(スギ アカツキさん)
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ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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