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特集トレンドモノ3選

「今絶対に食べてほしいカップ麺」いまチャンポン界隈が熱い…即席麺マニアが薦める“長崎ちゃんぽんカップ麺”注目作ベスト3

執筆者:

同率第1位 九州のコンビニのど定番「焼豚ラーメン」の地元メーカー放つおいしすぎる一杯

サンポー食品「九州三宝堂 長崎ちゃんぽん」

サンポー食品
「九州三宝堂 長崎ちゃんぽん」
¥236(税別)411kcal

豚骨カップ麺の老舗として九州のみならず全国で有名なサンポー「焼豚ラーメン」ですが、もう一つの隠れた名品がこの「長崎ちゃんぽん」。歴史は古く1977年からの定番商品。

マルタイと九州を代表する両者ですが、九州人による九州人のためのラーメンはあくまでご当地テイストを貫くところが地元に長らく愛されている秘訣でしょう。

サンポー食品「九州三宝堂 長崎ちゃんぽん」豚骨カップ麺の老舗として九州のみならず全国で有名なサンポー「焼豚ラーメン」ですが、もう一つの隠れた名品がこの「長崎ちゃんぽん」サンポーの名前の由来がパッケージにも書かれている「三宝堂」。1959年に「手軽に&美味しく&安価に」の3点をポイントにした開発発想から「三宝(みたから)ラーメン」と名づけ即席麺を発売。ところがルビを振っていなかったため、取引先やお客さんから「サンポー」と言われ続け社名も「サンポー」に変更。ここも九州で愛され続けているエピソード。

サンポー食品「九州三宝堂 長崎ちゃんぽん」カップ麺の構成は粉末スープ・乾燥かやく(キャベツ・キクラゲ・コーン・かまぼこ・にんじん)・調味油カップ麺の構成は粉末スープ・乾燥かやく(キャベツ・キクラゲ・コーン・かまぼこ・にんじん)・調味油。

サンポー食品「九州三宝堂 長崎ちゃんぽん」パッケージに「彩り野菜の〜」と書かれている通り、かやくの量はなかなかのボリュームで入っていますパッケージに「彩り野菜の〜」と書かれている通り、かやくの量はなかなかのボリュームで入っています。中の人目線ではこの乾燥かやく、近年世界的な原材料の値上がりがかなり激しくなっており、内容量をほぼ変えずに頑張っているインスタント麺業界、特に地方メーカーの頑張りはぜひ食べて応援していただきたいです。

サンポー食品「九州三宝堂 長崎ちゃんぽん」2022年からリニューアルして、さらにパワーアップした一杯炊き出し感のあるポークエキスをメインとしたしっかりとしたベースを持つ印象。さらに魚介系の旨みも合わせてしっかりと感じられるなかなかリッチテイスト。後からくる野菜の甘みも後味をよくさせてくれる設計。2022年からリニューアルして、さらにパワーアップした一杯に仕上がってます。

サンポー食品「九州三宝堂 長崎ちゃんぽん」長崎チャンポンの特徴であるプリプリした太麺は噛むごとにお口の中で広がるおいしさが特徴麺は5分の戻し時間。長崎チャンポンの特徴であるプリプリした太麺は噛むごとにお口の中で広がるおいしさが特徴。マルタイのそれよりちょっと硬めと感じますが、このあたりは好みですね。個人的には時間が経っても伸びにくい印象があるのでとても好きです。

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この記事を書いた人

大和イチロウ

食文化研究家大和イチロウ

趣味として、時にはカップ麺や袋麺の監修を手がける“中の人”として、日々インスタントラーメンにまみれているラーメンマニア。即席麺「一日一麺」を掲げ、36年で25,000食を実食。その足と舌で日本全国から集めた絶品のご当地袋麺を取り扱う専門店・やかん亭代表。

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