【ISOT 2017】日本最大の文具展示会で発見した傑作12選! (2)
前記事に引き続き、魅力的な文房具をご紹介します。
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世界最小クラスの文房具がセットになって登場!
日本人の奥底に眠る性質なのでしょうか。とにかく小さくて、品質も確かなものについ心惹かれてしまいますが、ミドリの「XS ステーショナリーキット」はそんな気持ちをビビッと刺激してきます。
中に入っているのは、こちらの6製品。左上から時計回りに、テープのり、修正テープ、メジャー、ハサミ、カッター、ホッチキスです。
XSシリーズの名称は、サイズ表記に用いられるExtra Small(エクストラ スモール)=「XS」が由来。実用性を維持しつつコンパクト化を追求した上記製品は、すでに個々で発売されています。今回の専用ケース付きセットは、これまでメーカー直営のECサイト「ミドリオンラインストア」のみで限定販売されていたものでしたが、今後一般向けにも発売されることになりました。
6つの文房具が入って、このサイズ。どこへでも、一緒に持っていけそうです。
デザインフィル ミドリカンパニー
http://www.midori-japan.co.jp/
「削りすぎてないかな~?」の不安を解消!
まずは、こちらをご覧ください。
一見すると、何の変哲もない手動の鉛筆削り。でも、同じ方向にハンドルを回しているのに、ある瞬間から鉛筆が押し出されていくのがわかります。
これが、世界初(※)の特許技術を搭載させたソニックの「トガリターン」。鉛筆の削り上がりを検知し、自動で排出する画期的なシステムを採用しています。これにより、鉛筆削りの操作が簡単になり、かつムダ削りを防止することが可能になりました。
※2017 年3 月1 日時点(手動式鉛筆削りとして。ソニック調べ)
このシステムを解説するため、会場には特別なクリア仕様モデルが用意されていました。鉛筆を差し込んでハンドルを回すと、本体中央に見える黄色いパーツも回転。少しずつ右手へ移動しながら、鉛筆を削り上げていきます。
この黄色パーツには羽根がついており、ある程度まで削り進んでいくと、端にある赤色パーツと接触します。これが跳ね上がると、鉛筆の押し込む方向がオレンジのギアによって逆方向に切り替わり、鉛筆が排出されていく仕組みです。
「つい削りすぎてしまう無駄」と「もういいか?と出してみたけど削りが甘くてもう一度差し込む手間」という両者がせめぎあうのが、これまでの鉛筆削りでした。「トガリターン」の登場で、そんな神経戦とおさらばできそうです。
ソニック 東大阪コールセンター
06-4309-1515
http://www.sonic-s.co.jp/
液晶ディスプレイの上に新たな収納スペースを!
液晶ディスプレイの上部に収納スペースを生み出す便利なキングジムの「ディスプレイボード」。2016年3月に初登場したときは幅500mmモデルDB-500のみでしたが、今年2017年1月に幅200mmのコンパクトモデルDB-200が加わりました。
こちらが最初に発売された幅500mmの「ディスプレイボード DB-500」。耐荷重は1kg(等分布)です。
これまで同様、本体を液晶ディスプレイのフチに引っかけ、付属のアームで液晶ディスプレイの背面を支えるだけの簡単設置。工具などは不要です。
カレンダーやペン立てなど、置けるものには限りがあります。しかし、そのちょっとがデスクスペースに余裕を持たせてくれそうで、仕事の効率も上がりそうです。
キングジム お客様相談室
0120-79-8107
http://www.kingjim.co.jp/
薄型・軽量のクリップファイルにA4サイズが登場!
薄型・軽量なのに、ボード面がしっかりしていて立ちながらの記入がしやすいLIHIT LAB.「クリップファイル」。これまではA5サイズのみでしたが、新たにA4サイズが登場します。
特徴は、このクリップ。クリップを上にスライドさせると紙押さえも同時に開くため、スムーズに書類を出し入れできます。収納可能枚数は、コピー用紙で20枚分。
生地厚0.5mmのポリプロピレン製表紙の裏に、透明ポケットを付属。メモ書きした紙や名刺などを入れておけます。
軽量だから長時間持っていても負担が少なく、薄型だからスリムなバッグにいれても邪魔になりません。立ちながら書き留める作業が多いビジネスマンに最適です。
LIHIT LAB. お客様相談窓口
06-6946-3931
http://www.lihit-lab.com
【ISOT 2017】日本最大の文具展示会で発見した傑作12選! (1)
【ISOT 2017】日本最大の文具展示会で発見した傑作12選! (2)
【ISOT 2017】日本最大の文具展示会で発見した傑作12選! (3)
取材・文・撮影/横山博之
(価格はすべて税抜き表記です)
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