小さい「大秘宝箱」を開封!しかし深まる謎
さて、さっそく開封してみましょう。「ワクワク大秘宝箱DX」は42×30cm、「ワクワク大秘宝箱」は26×20cmと箱の大きさは結構大きい。期待も膨らみますよね。
まずは小さい「ワクワク大秘宝箱」から。
結構厳重にセロテープで密閉されており、売り場などでちょっと中身をのぞくといったことはできないようになっています。
ラッピングするようにして包まれていた包装紙をはがすと、中からはシンプルな段ボール箱が出てきました。
開けると……ぎゅっとおもちゃが詰まっています!
並べてみるとこの4つが入っていました。残念ながら「当たり」は入っていませんでした。
……最初の感想は、「男児向けなのか、女児向けなのか……混ざっているな」ということ。基本的にはお子さんが手にすることを想定した商品でしょうけども、買うときには中身は一切わからない状態でしたから、開けてこの混在ぷりはびっくりするでしょう。もちろん、ダイバーシティーの時代ですから、おもちゃを男女で分けること自体が時代遅れかもしれません。それにしても系統の統一感がない……。
まずは2011年12月に発売され、現在は製造されていない「ポケモンプラモコレクションセレクトシリーズ キュレム」。メルカリでは1,500円前後で売られていました。もしかするとめちゃレアなのかも……。
続いては2023年12月に公開された映画『パウ・パトロール・マイティムービー』シリーズのぬいぐるみ「パウ・パトロール/THE MIGHTY MOVIE/プラフックマスコット/スカイver.」。定価は1,430円です。
そして2024年2月から2025年1月まで放送されていた『わんだふるぷりきゅあ!』のなりきりグッズ「ニコさまのふしぎなたまご」。定価は2,500円です。マスコット遊ぶことができることに加え、ヘアアクセサリーとしても使えるようです。
最後は、2024年9月発売の「モバイルステッカーコレクションぼっち・ざ・ろっく」価格は110円でした。モバイル機器などに貼ることができるダイカットステッカーですね。
……以上!総額は推定5,540円ほどと、確実に「元は取れてる!」のですが。買ったお子さんの気持ちを考えると、心が痛みます。あと発売されていた時期も系統もバラバラすぎない?! ポケモンとプリキュアとパウ・パトロールとぼっち・ざ・ろっくを全部好きな人はきっとほぼ存在しないでしょう。誰に向けた「秘宝箱」なのか……謎は深まります。
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この記事を書いた人
ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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