バイク界のレジェンド“ホンダ スーパーカブ”。その生産台数は1億台を超え、ギネス記録にもなっている。中でも特に身近なのが50㏄モデルで、原付免許で乗れるのは大きな魅力。しかし、その50㏄モデルが、ファイナルエディションをもって今年の10月に生産終了となることが決定。世界に誇るスーパーマシンがなくなるのは非常に残念だ。
そこで今回は、そんな50ccモデルの後を継ぎシリーズを牽引していく3台の最新カブをピックアップ。スーパーカブらしさを継承する110、そして個性的な派生モデルとしてクロスカブ110とCT125ハンターカブに乗って、走って徹底比較してみた。それぞれ乗り味などがまったく違うのがカブの魅力であり楽しさだ。
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50㏄廃止の大転換期、試乗して何を思う?
誕生から67年。バイク界の巨匠、レジェンド、レガシーなど、ホンダ スーパーカブを評する言葉はとても多い。また、我々の暮らしのそばにはいつもスーパーカブがあったと言っても過言ではない。ユニークなバイクとして楽しんでいるオーナーも多いし、実際に所有していなくても、街のあちこちで働くカブを当たり前のように見かける。
その中でも特に身近なのが50㏄モデルで、原付免許で乗れるのは大きな魅力。地域によっては通学の足として愛されていたりする。タフなメカ、乗りやすさ。そしてユニークなデザイン、そして驚異的な数値の燃費など、数え切れない魅力も持つ。まさに唯一無二のバイクと言ってよく、掛け値なしの国民車だ。
その50㏄モデルが、ファイナルエディションをもって今年の10月に生産終了となることが決定。排ガス規制がクリアできないのが理由で、時代の流れとはいえ、世界に誇るスーパーマシンがなくなるのは非常に残念だ。
そこで今回は、50㏄モデルの後を継ぎシリーズを牽引していくスーパーカブ110と、アウトドアテイストの派生モデルとして人気の高いクロスカブ110、CT125ハンターカブも連れ出して、最新カブ比較を実施。50㏄がなくなるという大転換機にあたり、改めてカブの奥深き魅力を探ってみることにした。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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