「まだ誰も知らない…島根西部を体験」絶景を望める“稲成神社”、エンタメの極み“石見神楽”…リアルなディープ・ジャパンを巡る旅【歴史と伝統編】
執筆者: ライター・エディター/鈴木恵理子
「出雲大社や松江城は行ったことあるけど、島根の西のほうって何があるの?」もしそう思ってたら、それはめちゃくちゃもったいない。島根西部、つまり石見(いわみ)地方は、旅好きの玄人も唸る“ディープ・ジャパン”なエリア。手つかずの自然が織りなす絶景、歴史を刻んだ街並み、そして地元ならではの絶品グルメ。観光地化されすぎてないからこそ、リアルな“日本の奥深さ”が味わえる。
しかも東京(羽田)から萩・石見空港まで約90分、大阪(伊丹)からなら約60分。空港から市街地まで車で10分と、意外と行きやすいのもポイント。今回はそんな「まだ誰も知らない島根西部」の魅力を紹介。まずは、日本文化の奥深さを再発見できる“歴史と伝統”の世界へ!
CONTENTS
「旅の醍醐味はうまいもの!」名物のユニーク飯から絶品スイーツ、注目のお酒まで!“知る人ぞ知る”島根県西部のご当地グルメを味わう美食旅を体験レポート
津和野の絶景を望む!『太皷谷稲成神社』へ
津和野のシンボル的存在『太皷谷稲成神社』。実はここ、島根県内で出雲大社に次ぐ参拝者数を誇る人気スポット。朱塗りの社殿はもちろん、約千本の鳥居が連なる参道は圧巻! その名前も注目ポイントで、「稲荷」じゃなくて「稲成」と書く。これは「願いが成る(叶う)」という意味が込められているそう。ここでお参りすれば夢が叶っちゃうかも⁈ と、思わず手を合わせずにはいられない(笑)。さらに、境内からの景色も最高。山あいに広がる津和野の町並みを見下ろすと、時間がゆっくり流れているような気分に。
神社といえば、おみくじや御朱印、そして名物のお供え物。ここではキツネが神様のお使いとされていることにちなんで、ユニークな「油揚げとローソク」(200円)をお供えできる。旅の安全を祈願しつつ、キツネモチーフのお守りをゲットするのもおすすめ! 旅のはじめに訪れるのにぴったりの場所だ。
DATA
太皷谷稲成神社
島根県鹿足郡津和野町後田409
TEL:0856-72-0219
https://taikodani.jp/
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この記事を書いた人
ライター・エディター鈴木恵理子
11年間の編集プロダクション勤務を経て、2011年よりフリーランスに。雑誌やムック、ウェブなどで、ヘアやビューティページを中心に活動中。暮らしに役立つ実用系やメンズのビューティ記事の経験も豊富。好物は古物や古道具。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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