「まだ誰も知らない…島根西部を体験」絶景を望める“稲成神社”、エンタメの極み“石見神楽”…リアルなディープ・ジャパンを巡る旅【歴史と伝統編】
執筆者: ライター・エディター/鈴木恵理子
『石見神楽』の魅力とは?エンタメ性満載の舞台を体験
島根県の石見地方に室町時代から受け継がれるとも言われる「石見神楽」。神楽とは、日本神話を題材にした伝統芸能。神様に捧げる厳かな舞をイメージしていたけれど、実際に観てみたら、そのイメージが一変。まるでミュージカルのような華やかさとダイナミックさ。煌びやかな衣装をまとった舞子たちが、軽快な囃子に乗せて、スピーディーで迫力満点の舞を繰り広げる。その見応えは、もはや伝統芸能というより“エンタメの極み”といっても過言じゃない。
今回、神楽を披露してくれたのは、浜田市金城町にある 「久佐西組神楽社中」。大正時代から続く歴史ある神楽団で、毎年 京都・八坂神社の祇園祭 にも招待される実力派。 「八幡(はちまん)」 と 「大蛇(おろち)」 の2演目を観覧した。
魂が震えた、圧巻の “大蛇”
特に圧巻だったのが、石見神楽の真骨頂「大蛇(おろち)」。今回の公演では4頭の大蛇が登場したけれど、会場によっては8頭もの大蛇が舞台を埋め尽くすこともあるらしい。全長17mもの大蛇が舞台を這い回り、うねり、暴れまわる。その動きを操るのは、舞子たちの卓越した技術。なんと1人で17mの蛇胴を操ってるっていうから驚き! また公演により、大蛇が火や煙を吹くといったリアルな演出もあるとか。その迫力は、まるで特撮怪獣映画!? 次回はぜひ火花verも観てみたい。
初めての神楽観賞だったけれど、まさかここまで心を揺さぶられるとは……! 舞のリズム、太鼓の響き、独特の空気感。それらが日本人のDNAに刻まれた何かと共鳴したのかもしれない。「石見神楽ってこんなにエキサイティングだったの!?」と驚かされること間違いなし。これはもう家族や友人を連れて再訪確定&海外の友人にもぜひ見せたいと思った。
DATA
浜田市観光協会
https://kankou-hamada.or.jp/
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ライター・エディター鈴木恵理子
11年間の編集プロダクション勤務を経て、2011年よりフリーランスに。雑誌やムック、ウェブなどで、ヘアやビューティページを中心に活動中。暮らしに役立つ実用系やメンズのビューティ記事の経験も豊富。好物は古物や古道具。
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