「まだ誰も知らない…島根西部を体験」絶景を望める“稲成神社”、エンタメの極み“石見神楽”…リアルなディープ・ジャパンを巡る旅【歴史と伝統編】
執筆者: ライター・エディター/鈴木恵理子
匠の技が生み出す、繊細でモダンな組子細工『吉原木工所』
釘や金具を使わず、木を組み合わせて生まれる幾何学模様が魅力的な組子細工。これを現代のライフスタイルにぴったり落とし込んでいるのが、島根県浜田市の「吉原木工所」。
ここで手掛けられる組子細工は、建具や障子にとどまらず、高級車のショールームや世界的ブランドの店舗デザインにも採用されている。さらにはスイスの高級時計メーカーからオファーが舞い込むなど、活躍の場は世界規模。
「ものづくりの楽しさを知ってほしい」との想いから、吉原木工ではワークショップを開催することも。今回は、組子のコースター作りに挑戦させてもらった。すでに切れ込みが入った木のパーツを、向きに気をつけながら組み合わせていくのが、思った以上に難しい! まず正三角形のベースを作り、そこに「葉っぱ」と呼ばれるパーツを慎重にはめ込んでいく。パーツがピタッとはまる瞬間、まるでパズルを完成させたときのような快感があって面白い。コースターサイズでもここまで繊細なら、もっと大きな組子作品は一体どうやって作るのか? というか、この細かいパーツを大量に仕込む職人の根気がすごすぎる。ものづくりの奥深さに改めて感動した。
組子細工は、和の空間だけじゃなく、モダンなインテリアにもぴったり。最近ではスタンドライトやアートパネルとしても人気だとか。伝統工芸が今の暮らしにフィットして進化しているのが、すごく素敵だなと思う。
DATA
吉原木工所
島根県浜田市三隅町室谷912-1
TEL:0855-34-0227
https://yoshiharawoodworks.com/
この記事のタグ
この記事を書いた人
ライター・エディター鈴木恵理子
11年間の編集プロダクション勤務を経て、2011年よりフリーランスに。雑誌やムック、ウェブなどで、ヘアやビューティページを中心に活動中。暮らしに役立つ実用系やメンズのビューティ記事の経験も豊富。好物は古物や古道具。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする
関連記事