作り方大公開!それでも店主は「再現はできないと思う」
あまりのおいしさに舞子さんに「なぜこんなに美味しいのか」「特別なことをしているのか」と聞いたところ、「作り方を教えてもいいですよ!」と大胆にも握り方とレシピを教えてくれました。
「まずは手を軽く湿らせて、ごはんを置きます。そして具材をたっぷり乗せますが、指1本分くらいはフチに具材を乗せないように残します」(舞子さん)
「そしてお米をかぶせます」(舞子さん)
「軽く塩をつけて手で握りますが、“握る”のは1回だけ。指1本分、具材を入れないで残しておくことで飯同士がくっつくので握らなくても勝手に形が整うんです。できるだけ握らない、触らないようにした方がふんわり感は出ます」(舞子さん)
「最後に海苔を“着せる”ようにしてください。トップに具材を乗せれば完成です」(舞子さん)
詳細にコツまで教えてくださって嬉しいですが……そんなに教えちゃって大丈夫ですか?みんな自分で作れるようになっちゃいますよ?
すると舞子さんは不敵な笑みを浮かべ、「ふふ……たぶんできないと思うから問題ないです……」と自信をのぞかせます。6か月修行を積んだ舞子さんですが、山太郎流おにぎりを握れるかどうかは適性があり、できない方はどれだけ修業しても美味しくできないこともあるのだそう。
「むしろ、これまで何度もお子さんのお弁当などでおにぎりを握ってきた方ほど、しっかり握る癖がついてしまているかもしれません。全くおにぎりをつくったことがない方のほうが早く上達するかもしれないですね。握るというより『お米を集合させる』イメージです」(舞子さん)
さらに、「卵黄醤油漬け」についても教えてくれました。
「全卵を冷凍したあと、卵黄と卵白を手で分け卵黄だけ取り出し、醤油に漬けたら完成です。醤油も特別なものではなく、市販のものですよ!」(舞子さん)
卵黄醬油漬けは毎日仕込むそうですが、山太郎では10キロ分の卵が1日でなくなることもあるそうで、かなり出ていることがうかがえます……!ちなみに使用しない卵白はシフォンケーキ『山太郎しふぉん』として不定期販売しているとのこと。無駄にならないんですね。
自信のある方はご自宅でチャレンジしてみては!? だけど、同じ方法で握っても何かが圧倒的に違うのがさすがプロ。食べたことがない方は、山太郎のおにぎりを一度味わってみてくださいね。
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文・撮影/松本果歩
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この記事を書いた人
ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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