「今、鳥取中部がじわじわアツい」“アート”と“レトロ映え”が楽しめる!?新感覚トリップ体験ができる鳥取の癒しスポット3選。旅好きライターの体験レポート
執筆者: ライター・エディター/鈴木恵理子
「鳥取」と聞くと、雄大な鳥取砂丘や名峰・大山、水木しげるロードなどが有名ですが、今じわじわ注目を集めているのが“鳥取中部”。2025年3月末には、待望の『鳥取県立美術館』がオープンし、アート好きの間で話題になっています。
とはいえ、このエリアの魅力はそれだけじゃありません。ノスタルジックな街並みや、時が止まったような幻想的な廃線跡など、まるで映画のワンシーンのようなスポットが点在。歩いているだけで心が整うような不思議な場所なんです。
今回は、そんな鳥取中部を実際に巡ってみて「これは推したい!」と感じた、アートと映えと癒しをいっぺんに味わえる3つのおすすめスポットをご紹介。スマホやカメラを片手に、まだ知られていない鳥取の魅力を探しに出かけてみませんか?
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1. 日本一美しい竹林の中の廃線跡!『旧国鉄倉吉線廃線跡』
「美しい廃線跡」って言われても、意外と知られていないかもしれませんが、私も最初は「そんなに見る価値あるの?」と、思っていました。でも実際に行ってみると、その幻想的な雰囲気にびっくり。シンと静まり返った、音のない世界に包まれるような感覚で、自然を五感で感じる癒しの時間が過ごせました。
特に印象的だったのが、竹林の中をまっすぐに伸びる線路。両側をびっしりと青竹に囲まれて、まるで緑のトンネルみたいな小道を歩いていくと、異世界に迷い込んだような気分になります。風に揺れる葉の音、足音だけが響く静けさに、心がふわっとほぐれていくようでした。
途中にある旧「泰久寺駅」には、ホームや駅名板も残っています。ちなみに駅名板はレプリカですが、その風合いがリアルすぎて、本物かと見間違うほど(笑)。本物は倉吉博物館に保管されています。私が訪れたのは3月。なんと雪がちらついていて……! 線路の上にはうっすらと雪が積もり、竹の葉には水滴がキラリと光って、あたり一面がしっとり幻想的なムードに。防寒バッチリでも震える寒さでした(笑)。でもそのぶん、なかなか見られない景色に出会えて、ちょっと得した気分になりました。
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この記事を書いた人
ライター・エディター鈴木恵理子
11年間の編集プロダクション勤務を経て、2011年よりフリーランスに。雑誌やムック、ウェブなどで、ヘアやビューティページを中心に活動中。暮らしに役立つ実用系やメンズのビューティ記事の経験も豊富。好物は古物や古道具。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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