「今、鳥取中部がじわじわアツい」“アート”と“レトロ映え”が楽しめる!?新感覚トリップ体験ができる鳥取の癒しスポット3選。旅好きライターの体験レポート
執筆者: ライター・エディター/鈴木恵理子
3. 風情あふれる街並みを静かに味わう『倉吉白壁土蔵群』
赤い石州瓦に、真っ白な漆喰壁。そのコントラストが美しい「倉吉白壁土蔵群」は、まるで時がゆっくり流れているかのような、情緒たっぷりの街歩きスポット。江戸~明治期の建物が残り、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選ばれています。どこか岡山の倉敷にも似た雰囲気がありつつ、観光客は比較的少なめ。落ち着いて町並みを楽しめる穴場です。
街を歩けば、和洋の歴史的建造物が立ち並び、まるで昭和にタイムスリップしたような気分に。なかでも、昭和6年に建てられた旧日本産業貯蓄銀行倉吉支店の建物は、倉吉で初めての本格的な鉄筋コンクリートの西洋建築。現在は、弓道体験ができる施設「まととや」として活用されています。街の新旧が自然に共存しているのも、このエリアの魅力です。
また、風情たっぷりの路地「弁天参道(大蓮寺小路)」も見逃せません。朱色の灯籠が並ぶ細道を進むと、その先には大蓮寺が。どこか懐かしさを感じる佇まいで、ぶらりと歩くのにもぴったりです。灯籠に書かれた「飼料は谷本」「電器はイヌイ」「花は新田」といった店名も、地元ならではのユーモアと温もりがあってほっこりします。
この記事のタグ
この記事を書いた人
ライター・エディター鈴木恵理子
11年間の編集プロダクション勤務を経て、2011年よりフリーランスに。雑誌やムック、ウェブなどで、ヘアやビューティページを中心に活動中。暮らしに役立つ実用系やメンズのビューティ記事の経験も豊富。好物は古物や古道具。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする
関連記事