MonoMax(モノマックス) Web

最新号のご案内

モノマックス 2025年6月号

2025年5月9日(金)発売
特別価格:1,390円(税込)

最新号を見る

モノマックス最新情報をSNSでチェック!

  • MonoMax6月号 付録 Incase インケース 万能ケース
  • MonoMax Web YouTubeチャンネルはこちら!
  • MonoMax Web 友達登録でLINE NEWSに登録!
  • MonoMax 公式X(旧Twitter ) 毎月豪華プレゼントキャンペーン実施中!
  • MonoMax メールマガジン 登録はこちらから
  • 【公式】雑誌smart(スマート)
  • 【公式】田舎暮らしの本

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

キーワードで検索

特集編集長が注目する新作「コレ買いです」

「贅沢な大人時間を味わえるガジェット」撮影表現は10万通り以上!? 最新“チェキ”instax WIDE Evo™がすごかった/No.1モノ雑誌編集長のお墨付き『コレ買いです』Vol.108

執筆者:

組み合わせは10万通り以上! 自由自在な撮影表現を楽しめる!

肝心の写真撮影のほうはどうなのか、試してみました。

裏蓋を開けて10枚入りのフィルムカートリッジをセット本体をバッチリ充電した後、裏蓋を開けて10枚入りのフィルムカートリッジをセット。このアナログな操作だけでも、なんだか気分がアガります。

なお、撮影自体はフィルムがなくても行えます。約45枚を記録できる内蔵メモリーを備えているほか、別売のmicro SD/micro SDHCカードに記録することもできます。

背面モニターを見ながらシャッターを切るだけ準備ができたら、あとは背面モニターを見ながらシャッターを切るだけ。レンズはf= 16 mm(35 mmフィルム換算)、絞り F2.4の単焦点タイプで、シャッタースピードは1/4秒~1/8000秒、感度はISO100~1600の間での自動切り替えなので、難しい設定はいりません。被写体との距離や画角を意識しつつベストな位置を探るという、単焦点レンズならではの面白さを味わえます。シャッターボタンの半押しでピント位置を固定できるシングルAFや、人物の顔にピントを合わせる顔認識AFも付いています。

そしてinstax WIDE Evo™最大の特徴といえるのが、個性を表現するためのギミックを備えていることです。

●フィルムエフェクト×10種類:彩度を高めた「ビビッド」、シックな「セピア」、白黒で見せる「モノクロ」など
●レンズエフェクト×10種類:ボディやレンズの隙間から入った光がフィルムに感光したような「光漏れ」、焦点距離の変化で生じる色収差を再現した「色ずれ」、全体にグラデーションを利かせた「カラーグラデーション」など
●レンズエフェクトの度合い調整×100段階:光の入り方や色のグラデーションなどの強弱の調整
●フィルムスタイル×6種類:映画のような2:1の画角にした「シネマティック」、かつてのプリント作品のような味わいを出した「湿版印刷」、フィルムのようなあしらいを上下に設けた「フィルムストリップ」など
●広角モード×ON/OFF

組み合わせは、なんと10万通り以上。これがめちゃ楽しい! 例えば、レンズエフェクト「色ずれ」だけでも個性的なのに、そこにフィルムエフェクト「ビビッド」を組み合わせるとさらに色合いが劇的に変化して……と、無限大にも感じる可能性を前に、クリエイティビティが刺激されるんです。フィルムエフェクト、レンズエフェクト、フィルムスタイルには専用のダイヤル/ボタンが割り当てられているので、カンタンに多彩な組み合わせを試せます。

個性を表現するためのギミックを備えている“奥家スタイル”としてご紹介したい設定が、こちら。フィルムエフェクト「ビビッド」×レンズエフェクト「カラーグラデーション」×フィルムスタイル「シネマティック」を組み合わせてみました。モチーフにしたのは、映画『恋する惑星』『天使の涙』で知られるウォン・カーウァイ監督作品の色彩。エモーショナルでどこか懐かしい、あの独特の雰囲気に寄せてみました。お気に入りの組み合わせは10個まで登録しておけて、いつでもすぐに呼び戻せるのも便利です。

本体側面のクランクを手動で巻き上げるとプリントできるまた、感心したのがアナログの操作感を大切にした作りです。押し込んでシャッターを切ることができるシャッターレバーもいいですし、本体側面のクランクを手動で巻き上げるとプリントできるのも面白いものでした。クランクの回転に合わせてモニターに映る写真が上昇し、そのまま巻き上げるとプリントされて出てくるんです。モニター下にあるボタンを操作してもプリントできるんですが、クランクを回すという操作が楽しいんですよね。アナログとデジタルが心地よく融合したところに、instax™“チェキ”が目指す世界観を垣間見た気がします。

さらには、専用アプリを使うことでスマホとの連携機能も充実。instax WIDE Evo™のカメラ本体でプリントした画像をチェキプリント™画像としてスマホに保存できたり、スマホで撮影した画像をプリントしたりできるので、多彩なシーンで活躍してくれます。

この記事のタグ

この記事を書いた人

奥家慎二

編集長奥家慎二

2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。

執筆記事一覧


X:@MonoMaxWEB

Instagram:@MonoMax_tkj

Website:https://monomax.jp/

モノマックスの記事をシェアする

関連記事