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「鳥取にこんなとこあったの!?」絶品地元グルメに癒しの温泉、寄木細工まで…旅好きが密かに通う“ひそスポット”完全ガイド!

執筆者:

再生木材で作る、自分だけのクラフト体験『白谷工房』

大工の経験を持つ代表の中村さん鳥取県・日南町のなかでも、のどかな風景が広がる白谷集落。その一角に佇む『白谷工房(しろいたにこうぼう)』は、地元の人々に親しまれていた保育園の建物を再生してつくられた、小さなクラフト工房。手がけたのは、大工の経験を持つ代表の中村さん。木の温もりとやさしい光に包まれた、どこか懐かしくて心がほっとするような空間が魅力。

柱や梁といった“再利用材”が使われているここで作られているのは、寄木細工のアクセサリーや文房具、家具など。素材には、建築現場の端材や、古民家を解体したときに出た柱や梁といった“再利用材”が使われています。「せっかく長い年月をかけて育った木なんだから、簡単に捨てるのはもったいない」という想いからスタートしたこの工房。廃材に新しい命を吹き込むように、丁寧にひとつひとつの作品が作られています。古い木ならではの深みのある木目や、長い時間を経たからこその風合いも魅力で、どれも個性のある仕上がりです。

好きな木を組み合わせて、“自分だけ”のアクセサリー作り

寄木細工のワークショップも体験可能白谷工房では、寄木細工のワークショップも体験可能。並んでいる木材は約20種類! 赤っぽい木、深いブラウン、やわらかな黄土色など、すべて自然そのままの色味なのに、こんなにバリエーションがあるんだ……とびっくり。

三角や四角、ひし形などの木片を好きなように組み合わせて、まずはデザインを考えるところからスタート。それを接着剤で固定して、あとはスタッフさんが機械で加工してくれたパーツを自分の手で丁寧に仕上げていきます。最後に塗るのは、ミツロウと植物オイルをブレンドした自然素材のワックス。ナチュラルな艶感がたまりません。

“自分だけ”のアクセサリー作り私が作ったのは、六芒星の形をしたストラップ。「ツヤがなくなったり、傷が目立ってきたらオリーブオイルや椿油でお手入れしてね」と教えてもらい、長く使いたくなりました。

寄木細工って、陶芸や絵付けと比べるとちょっと珍しくて、そのぶん新鮮で面白いなと感じました。自然素材に触れながら作ることの楽しさに没頭できる、大人の贅沢な時間の過ごし方。そんな思い出が、手元にちょこんと残るのもいいなと思いました。

白谷工房

DATA
『白谷工房(しろいたにこうぼう)』
住所:鳥取県日野郡日南町福塚1002-1
TEL:0859-83-0180
https://shiroitani-koubou.com/

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この記事を書いた人

鈴木恵理子

ライター・エディター鈴木恵理子

11年間の編集プロダクション勤務を経て、2011年よりフリーランスに。雑誌やムック、ウェブなどで、ヘアやビューティページを中心に活動中。暮らしに役立つ実用系やメンズのビューティ記事の経験も豊富。好物は古物や古道具。

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Website:https://monomax.jp/

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