- モノマックス
- 記事一覧
- 時計
- 「こんなG-SHOCKありなの?」まるで生命体!? “斬新すぎるGA-V01”の機能とデザインに衝撃を受けた!/No.1モノ雑誌編集長のお墨付き『コレ買いです』Vol.111
「こんなG-SHOCKありなの?」まるで生命体!? “斬新すぎるGA-V01”の機能とデザインに衝撃を受けた!/No.1モノ雑誌編集長のお墨付き『コレ買いです』Vol.111
執筆者: 編集長/奥家慎二
あの伝説的なゴムボールから生まれたキャラクター!?
なんといっても目を引くのが、まるで生命体のように感じられる有機的な立体フォルムでしょう。
大きく湾曲した球面ガラスを採用し、そこに力強く主張するバンパーインデックスをデザイン。一つひとつが立体的で、まるでツメのよう。外側に向かって突き出たサイドボタンも生き物のツノに見え、国民的ゲームタイトルに登場するなにかしらのモンスターのように感じます。
また、「GA-V01」の個性を特徴づける要素は、ベゼル・バンド一体構造を実現したところにもあります。よく見るとわかるのですが、時計の中央、3時位置と9時位置に外装パーツの境目やビスがあるんですね。これはどういうことかというと、上下のパーツがここでドッキングしているわけです。通常の時計はベゼル&ケース、上のバンド、下のバンドと大きく3ピースで構成されていますが、こちらは2ピースにすることでバンドとのつなぎ目をなくし、ヌルッとなめらかなフォルムを実現させているんです。
詳しくは公式webサイトにあるコンセプトムービーやデザイナームービーをご覧いただければと思うのですが、「GA-V01」は今作のために生み出した架空のキャラクターをモチーフにデザインをアプローチしています。
第一段階:羽村研究所の伊部氏による試作品。研究室の窓から飛び出してくる。
第二段階:伊部氏のタフネス精神が注入されたゴムボール。好奇心旺盛だが、まだ個性はない。
第三段階:やりたいことを見つけると、強力なトゲトゲの足を手に入れ、創造性と友情に満ちた冒険へと進化する。色とりどりのキャラクターはそれぞれ個性的。(公式webサイトより)
子供が遊ぶゴム毬を見てヒントを得たという、あのモジュールのプロトタイプから生まれた(という設定の)生命体なんですね。G-SHOCKの特徴やユーザーが求める理想像を的確に表現していますし、それが見事に時計になっていると感じました。
この記事のタグ
この記事を書いた人
編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
Instagram:@MonoMax_tkj
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする
関連記事