ローソンはこれまで一部店舗のみで販売していた冷凍おにぎりを、5月13日から関東の約1,700店舗に拡大しました。コストや廃棄ロスを抑えることができることから、常温おにぎりと比べ価格が安くなる・長期保存ができるなどメリットもありますが、大前提として「冷凍してしまっては美味しさが半減するのでは?」とちょっと不安がありますよね。そこで冷凍おにぎりと常温おにぎりを食べ比べて検証してみました。
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廃棄ロスが減る&一括製造できるから価格は1~2割安くなる
ローソンはこれまでコロナ禍の需要の変化に対応するために、2021年から長期保存が可能な食品の製造を拡大し、冷凍弁当や冷凍寿司、冷凍調理パンなど様々なジャンルの冷凍バージョンの実験販売を行ってきました。
自宅で保存する「ストック需要」に加え、お店のレンジで加熱してすぐに食べる「即食需要」に対応したいという想いが強くあったといいます。
「即食」なら冷凍である必要はないのでは?と思ってしまうかもしれませんが、冷凍おにぎりなら一括製造し、作り置きができるので製造コストの削減が可能になります。常温おにぎりと比べて価格が10~20%ほど安くなるということで、私たちにもメリットがありますね。さらに通常約1日の賞味期限が、冷凍おにぎりなら約1年と長くなるため、廃棄する量が減り、食品ロス削減にも繋がります。
そこで2025年2月から冷凍おにぎりを400店舗で展開、一定の需要があったことから5月13日から新たに茨城県、栃木県、山梨県、千葉県、東京都、神奈川県の約1,700店舗での取り扱いに拡大することに。
今後は2026年度中には国内の全てのローソン店舗(冷凍ケースが無い店舗は除く)に拡大することを目指しているといいます。
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この記事を書いた人
ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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