ソフトウェアづくりプラットフォーム「Arene」を初採用
ウーブン・バイ・トヨタ社で開発が進められているソフトウエアづくりプラットフォーム「Arene（アリーン）」を採用したことも新型RAV4の大きな注目点。「Arene」は、先進運転支援、コクピット、ボディ、パワートレーンなどをソフトウエア面で統合する基盤技術で、新型RAV4から本格的な実用化が図られることになる。
まだ完全な形ではないが、まず先進運転支援とコクピットを「Arene」の下で動かすことで、さらなる「安全・安心」や「移動の楽しさ」を実現し、あらゆるライフスタイルにフィットするクルマができあがる。
「Arene」はもっといいクルマづくりのため、安全安心かつ高品質なクルマをスピーディに開発するための重要な土台であり、知能化を推し進めるキーとなる技術。グローバルに180以上の国と地域のさまざまなユーザーのニーズに対応する必要のある新型RAV4から本格採用となるのは意味深い。
新型RAV4は2025年度内に国内正式発表される予定で、パワートレーンのスペックや装備などの詳細はまだ発表されていない。
文／近藤暁史 写真提供／トヨタ自動車
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ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ（日本自動車ジャーナリスト協会）会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中！
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