フィアットからブランド初のマイルドハイブリッドモデル「600 Hybrid(セイチェントハイブリッド)」が登場した。フィアット600シリーズは500Xの後継にあたるコンパクトSUVだが、2024年9月にまず500eよりもひとクラス上の欧州BセグメントEVとして「600e」がデビュー。今回の「600 ハイブリッド」の登場で、フィアット600シリーズは電気自動車とマイルドハイブリッドの2本立てとなる。
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1.2Lガソリンターボに48Vマイルドハイブリッドシステムを採用
フィアットのコンパクトSUV「600」に、これまでの電気自動車(BEV)「600e」に加え、ブランド初のマイルドハイブリッド搭載モデル「600 ハイブリッド」が仲間入りした。
パワートレーンには、新開発の1.2Lガソリンターボエンジン(最高出力136PS/最大トルク230Nm)と電動モーター内蔵の6速DCTを組み合わせた、新世代の48Vマイルドハイブリッドシステムを採用、前輪を駆動する。
モーターのアシストにより、低速から力強いトルクが立ち上がり、スムーズで心地よい加速を実現。低速時には100%電動で走行し(最大約30km/h までのEV走行が可能)、信号待ちの多い市街地走行では約50% はエンジンを使用しない状態となり実用燃費を向上させる。また、高速での定速走行時にはエンジンを使用し、中速域では状況に応じてエンジンとモーターを切り替えて走行することで、WLTCモード燃費はセグメントトップクラスの23.2km/L(600ハイブリッド)を達成する。
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ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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