プジョーの人気Cセグメントハッチバック 「プジョー308」に、新開発のマイルドハイブリッドシステムを搭載した「308 GTハイブリッド」が追加設定されて登場した。新しい「308 GTハイブリッド」は新開発の1.2L直3ガソリンターボエンジンに、モーターを内蔵した6速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせた48Vマイルドハイブリッドシステムを採用。従来より設定されていた「308 GTハイブリッド」はこれを機に「308 GTプラグインハイブリッド」にグレード名が変更された。また、新しい「308 GTハイブリッド」の設定にともない、1.2L直3ターボ搭載モデルはフェードアウトした。
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「シャープで存在感のある顔つきに」モデリスタから“新型カローラクロス”用のカスタマイズアイテムが登場
開発し直された1.2L直3ターボに48Vマイルドハイブリッドを搭載
「プジョー308」はプジョーのラインナップの中核となる人気のCセグメントハッチバック。2022年4月に日本デビューを果たした現行型は、個性豊かなデザイン、質感の高いインテリア、軽快でダイナミックな走りが魅力で、これまでは1.2L直3ガソリンターボ、1.5L直4 BlueHDiディーゼルエンジン、1.6L直4ガソリンターボをベースとするプラグインハイブリッドの3つのパワートレーンが設定されていた。
今回登場した「308 GTハイブリッド」は、新開発の1.2L直3ガソリンターボエンジンに、モーターを内蔵した6速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)を組み合わせた48Vマイルドハイブリッドシステムを採用。電動モーターのアシストにより、低速域から力強いトルクが立ち上がり、発進停止時の振動も抑制される。走行状況によっては約30km/hまでEV走行が可能で、信号待ちの多い市街地走行では1時間あたり約50%のEV走行が可能となり、実用燃費を飛躍的に向上させるという。
ベースとなるエンジンについても、ミラーサイクル化して高効率化を図ったうえで、ターボチャージャーの可変領域の拡大やタイミングチェーンの採用、インジェクターの高圧化を実施するなど、新たに開発し直されている。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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