圧倒的なタフネスと時代を反映したデザインで多くの時計好きを魅了してきたG-SHOCK。今年4月には完全新作「GA-V01」をリリースし、世界に衝撃を与えました。この独創的なG-SHOCKは、いったいどのようにして生まれてきたのでしょうか? そこで、「GA-V01」の開発に携わった水津考さんと須藤理紗さんに取材を敢行。まったく新しい着想のもとに生み出された新しいテクノロジー「マグネティックホールディング構造」を中心に、開発秘話を伺ってきました。
CONTENTS
「いま本当に使いたいSDGsなG-SHOCK」リサイクルした廃棄樹脂素材を採用“新時代のタフネス”を築きあげたG-SHOCKのG-5600BG-5JRを徹底解説
“「タフネス」をゼロベースで再解釈し、新たな構造とデザインで表現”
カシオ計算機 時計事業部 時計開発統轄部 設計部 実装開発室 室長 水津考さん(左)、時計事業部 商品企画部 第三企画室 須藤理紗さん
G-SHOCK
GA-V01
-2AJF(パープル)-1AJF(ブラック)-9AJF(イエロー)各¥21,450(税込)
-8AJF(シルバー)¥23,100(税込)
ケース径58.2mm、20気圧防水、クオーツ
本題に入る前に、改めて「GA-V01」について解説を。
独自の進化を続けるG-SHOCKが、その本質である「タフネス」をゼロベースで再解釈し、新たな構造とデザインで表現。(公式Webサイトより)
とある通り、「GA-V01」はまったく新しい視点から自らを見つめ直し、ゼロから産み落とされた完全新作。トゲトゲとしたバンパーインデックス&ボタンや有機的なフォルムはまるで生命体のようで、個性を大切にするストリートシーンから熱い視線を集めました。「G-SHOCK誕生前に3階のトイレの窓から落として耐衝撃性を確かめたモジュール入りゴムボールが進化した姿」というバックストーリーもあって、ファンの心の琴線にも触れてきます。
2025年2月に中国で先行発売され、目標比140%の売上を達成。4月に日本で発売されたときも単月で目標比120%を売り上げ、ヒットを記録しました。
MonoMax Webでも「GA-V01」について過去2回にわたって記事化。奥家編集長も注目モデルとして取り上げ、大きな反響を得ています。
参考記事
「こんなG-SHOCKありなの?」まるで生命体!? “斬新すぎるGA-V01”の機能とデザインに衝撃を受けた!/No.1モノ雑誌編集長のお墨付き『コレ買いです』Vol.111
「2度見必至の最新G-SHOCK」圧倒的存在感の生命体デザイン!腕時計の新境地に到達した次世代タフネス“GA-V01”の魅力を徹底解説
この記事のタグ
この記事を書いた人
ライター横山博之
カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする
関連記事