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「日産復活の起爆剤となるか」ついにベールを脱いだ大本命EV“新型リーフ”、新設計の電動パワートレーンに注目!

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開発のポイントは熱エネルギーの有効活用による効率改善

日産テクニカルセンターで開発を主導した磯部博樹チーフ ビークル エンジニア新型「リーフ」開発にあたっての大きなポイントは熱エネルギーの有効活用による効率改善にあったようで、日産テクニカルセンターで開発を主導した磯部博樹チーフ ビークル エンジニアは「開発チームの最優先事項は、熱をマネージすることによる効率化とエネルギーの無駄をなくすことでした。例えば、車載充電器(OBC)が充電中に発した熱を、捨てるのではなくバッテリーを温めるために利用するなどしています。これを実現するために、新しい水冷式のバッテリー温調システムを採用しました。これは、車載充電器が発生する熱を回収して、バッテリーを温めるように使うなどし、特に寒冷地での充電性能・回生性能を向上させます。この熱マネージメントシステムにより、バッテリー性能の効率化を突き詰め、エネルギーを節約することで航続距離の延長を可能にします」とコメントしている。

新たに採用された水冷式バッテリー温調システムは、エネルギーの節約と航続距離の拡大の実現に大きく貢献しているようだ。

日産自動車が自信を持って世界に送り出す新型「リーフ」。最終回となる次回のビデオシリーズ第3弾では、新型「リーフ」のさらなる魅力が公開される予定で、その後、いよいよワールドプレミアとなる。

文/近藤暁史 写真提供/日産自動車

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  • 今年6月末のワールドプレミアが予定される新型「日産リーフ」のインサイトビデオシリーズ第2弾が公開
  • 新型リーフの説明を行うグローバルプロダクトストラテジーVPのリチャード・キャンドラー氏
  • 第2弾では新しい電動パワートレーンやサスペンション、熱マネージメント機能、より静かで洗練されたキャビンについての詳細が公開
  • 従来3つに分かれていた主要コンポーネントのモーター/インバーター/減速機をパッケージ化
  • 空調ユニットをモータールーム内に移設することが可能になり、空間効率や静粛性も向上
  • リアにマルチリンク式サスペンションを新たに採用して、車体の横剛性が66%向上
  • 19インチホイールを装着しながら最小回転半径を5.3mに改善
  • 日産テクニカルセンターで開発を主導した磯部博樹チーフ ビークル エンジニア

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近藤暁史

ライター近藤暁史

男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!

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