生産台数は3つのテーマごとに4台ずつの、合計わずか12台のみ
「アーバンドーン(URBAN DAWN=都会の夜明け)」は、夜が明けようとする瞬間、太陽が見え始める直前のビルの隙間から覗く空の色を、薄いグレイがかった濃い紫のビスポークモーブサテンのボディカラーで表現。
インテリアには、明け方のまだ光の当たらない状態を想起させるシックなエボニーレザーシートを採用、ショルダー部分には独自の刺繍がグラフィックに施される。また、ムーンライトクロームとブラックセラミックコントロールがダークなインテリアテーマをさらに引き立てる。
「URBAN DUSK(都会の夕暮れ)」は、スモークがかったブルーグレイのビスポークブルーグレイサテンのボディカラーで、夕暮れ時の柔らかで温かみのある空の色を表現。
光が当たるとゴールドの輝きを放ち、ビスポークカラーならではの1台に仕上げられる。インテリアの素材にはノンレザーのウルトラファブリックを使用し、フロントシートはライトクラウド、リアシートはシンダーグレイのデュオトーンとなっている。
「URBAN LIGHT(都会の灯り)」は、夜に近づく夕空と煌めく街の灯りを表現するために、ボディカラーにシルバーに淡いピンクの暖色をかけ合わせたビスポークシルキーロゼサテンを採用。
インテリアは鮮やかなペルリーノのレザーに同系色の刺繍、クロームやホワイトセラミックなどを散りばめ、エクステリアの軽やかな雰囲気と統一感を持たせている。
生産台数は3つのテーマごとに4台ずつの、合計わずか12台のみ。車両価格はいずれも¥36,680,000(税込み)となる。
ジャガー・ランドローバー・ジャパンのマグナス・ハンソンCEOは、この限定車の発表にあたって「日本独自の特別仕様車『SVビスポーク アーバントワイライトコレクション』を発表できうれしく思います。SV ビスポークプログラムを用いて都市のワンシーンを切り取ったこのモデルは、レンジローバーのモダンラグジュアリーな世界観をより体現することができます。昨年6月に発表したレンジローバー SV ビスポーク1858エディションとレンジローバー SV ビスポークBALMORALエディションと同様、目の肥えた日本のお客様のためだけに英国のSVデザインチームと創り上げました」とコメントしている。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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