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「このバイク乗ってよかった」トライアンフ、インディアン…“2025年の推しはコレ” バイクライターが注目した輸入車モデルとは?

執筆者:

高バランスで旅と走りをスマートに楽しむことができる

モダンなデジタルメーターは視認性の高さにもこだわりがスムーズな加速と吹き上がりの良い798ccのトリプルエンジン、独特なエンジン音も魅力「タイガースポーツ800」は、今年新たに登場したミドルクラスのアドベンチャーモデルで、2021年に登場した「タイガースポーツ660」の兄弟モデルにあたる。正直、外観はタイガースポーツから大きく変わったとは言えないが、その違いは中身(エンジン)にある。

660モデルは、大型二輪ビギナーやリターンライダーをターゲットにしたモデルでロードネイキッドモデルのトライデント660と同様のエンジンを搭載していたが、800モデルはスポーツ性能の高いストリートトリプル765RSをベースに開発されたエンジンが搭載され、ストレスなくフレキシブルな走りを楽しみたいというライダーに応えるワンランク上のモデルとなっている。

比較的ソフトな座り心地で座面も広く、タンデムの際も快適シート高は835mmとやや高めの設定もアドベンチャーモデルとしては標準的、ただスリムなシートとボディのおかげで足を下ろしやすくなっていて足つきも性は悪くない。

ツーリングを快適に満喫させてくれる走る、曲がる、止まるを高次元でバランスさせた一台ライディングポジションはアップライトなハンドルによってキツくはなく、リラックスして乗ることが可能だ。エンジンを始動させるとトライアンフ&トリプルエンジン独特の軽快なエンジン音が耳に入り、好きな人にはたまらない。スロットルを開けていくと反応は俊敏で、以前乗ったタイガースポーツ660よりも反応はリニア。それはライダーの操作にしっかりと従ってくれるというところでメリットとなる。

トライアンフが放つ新型ロードアドベンチャーモデル出だしはスムーズ、と同時に力強さも感じさせ、加速も爽快。ハンドリングは軽快でコーナリングが気持ちよく、またブレーキングも滑らかでいて制動力が高く、安心感がある。高速ライドは経験できてはいないが、余裕のある走りで問題はなく、乗り心地の快適さと従順な操作性からロングライドも楽しくこなせそうに思えた。

車格、走り、コスパとバランスがよく、バイクライフを満喫可能なことは確か。ただタイガースポーツ660と迷う人もいるかと思うが、上質な走りを求める人であれば、是非こちらを選んで欲しいところだ。

問い合わせ:トライアンフモーターサイクルズジャパン TEL:03-6809-5233
公式WEBサイト:https://www.triumphmotorcycles.jp/

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この記事を書いた人

安室淳一

ライター安室淳一

クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。

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Instagram:@freerider1226

Website:https://monomax.jp/

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