ライダーの冒険心を大切にサポートしてくれる
1960年にカリフォルニアのモハーベ砂漠で開催された過酷なレース「ビッグ・ベア・ラン」が開催され、そのレースを制し、伝説となったレーサーがいた、その人がエディ・マルダーであり、そんな彼にインスピレーションを受け、発売されたのがこのモデル。街中からトレイルまで、道を選ばず、ライダーの直感に従って走りたい道を走ることを実現してくれるスクランブラーだ 。
その特徴は、レトロな雰囲気を持つ堅牢なデュアルパーパスタイヤをはじめ、スクランブラーシートやシンプル&コンパクトな2-1マフラーにキックアップしたリアループ、そして競技用ナンバーボードなど。さらにトルプアップがはかられた650ccのパラレルツインエンジンを搭載し、アクティブにバイクライフを楽しむ人にピッタリの一台となっている。
シート高は830mmと気持ち高めで、さらにシートがやや幅広&肉厚なので、足つき性は多少悪くなるが、スクランブラーカテゴリーではスタンダードかつ平均的な体格の男性であれば特に問題はない。
走り出すとスロットルの反応が良く、シャープな加速と小気味の良い排気音がライダーの気分を上げてくれる。ハンドリングも軽く、コーナリングも素直でスムーズ、またフラットダート程度であれば問題なくこなしてくれるタイヤと多少の凸凹道も気にせず走れる最低地上高の設定(184mm)も色々な場所に行きたいライダーにとっては好都合となっている。
さらにレトロな外観もメーターはグーグルマップを搭載し、音楽やメッセージに地図データ等の様々な情報にアクセス可能な先進のTFT液晶を採用したトリッパーダッシュが搭載され、視認性が高く、快適なライドをサポートしてくれる。
雰囲気のあるスタイリッシュなボディには個性豊かな5種類のカラーリングが用意され、ライダーの好みやキャラクターに合わせた選択ができるのも魅力となっている。
問い合わせ:ロイヤルエンフィールド東京ショールーム TEL:03-5941-7444
公式WEBサイト:https://www.royalenfield-tokyoshowroom.jp/index.html
人の好みは千差万別で、デザイン、乗り心地、足つき、音、そして価格と選ぶ要素は多々あるが、折角バイクに興味を持ったのであれば、自分に“ワクワク”を与えてくれ、また楽しく付き合うことができる一台を是非選んでもらいたい。
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取材・文・撮影/安室淳一
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この記事を書いた人
ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
Instagram:@freerider1226
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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