「このカップ麺、ヤバうますぎる」即席麺マニア絶賛“夏にこそ食べたい旨&激辛”限定カップ麺ベスト3【1位はリピ買い必至!大人気シーフードの夏限定】
執筆者: 食文化研究家/大和イチロウ
【第2位】辛さの中にも一筋の旨みあり!今年もやってきました激辛&太麺の一杯
セブンプレミアム
蒙古タンメン中本 北極ラーメン
¥240(税抜)
552kcal
セブンプレミアムとしてセブンアンドアイグループでしか買えない「蒙古タンメン中本カップ麺」(写真右)ですが、その歴史は古く2008年が日本一の辛旨ラーメンとして誕生。そして2014年実店舗では大人気(?)メニューである「北極ラーメンカップ麺」がリリース。その後も限定でリリースされてきました。なんせ実店舗の10段階ある辛さのうち9段階に相当する辛さですから……。
通常の蒙古タンメン中本カップ麺(写真右)と比較すると具材がまず大きく違います。通常版に入っている豆腐がありません。が、それよりも強烈なまでの辛さが出来上がり段階で香ってきます、いや刺激されます。
もう見た目のドス黒いビジュアルがもはや暴力的です。辛いのは苦手な作者ですが、これだけは毎回の楽しみになっているのがなぜか不思議です。
豚ガラをベースに味噌と香味野菜の旨みの強い&甘いスープは通常版と同じ。ですが、その後から襲ってくる激辛の刺激が口内を駆け回ります!明らかに通常盤よりも(個人的には)100倍辛いです!ヒーヒー言いながら食べるのですが、濃厚な味噌ベーススープの旨みがちゃんとフォローアップに回ってくるので、旨みの余韻がすごく長いです。ちなみに極辛オイルは食べながら調整してください。著者は最初から入れて猛烈に後悔しました。
麺はカップ麺では太麺の部類で、非常にお店に近い印象ですすれるレベルの太さです。麺もスープも2008年からブラッシュアップを重ねてきただけに非常にクオリティの高い仕上がりになっています。中の人目線で辛い系カップ麺は、麺の太さとスープ(特にとろみがついている場合)とのバランスが激ムズです。これは啜り心地とスープの絡み方が専用設計と思われるので、あくなき追求に拍手を送りたいです。
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この記事を書いた人
食文化研究家大和イチロウ
趣味として、時にはカップ麺や袋麺の監修を手がける“中の人”として、日々インスタントラーメンにまみれているラーメンマニア。即席麺「一日一麺」を掲げ、36年で30,000食を実食。その足と舌で日本全国から集めた絶品のご当地袋麺を取り扱う専門店・やかん亭代表。
Instagram:@yamato160
Website:https://yakantei.com/
お問い合わせ:info@yakantei.com
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