“速さ”を象徴するデザインと先進の技術を備え、バイクに興味を持つ多くの人が一度は憧れ、所有してみたいと考えるのがスーパースポーツバイク。現在、排気量やブランドが異なる様々なモデルが登場しているが、大型二輪免許を持つ人に注目して欲しいのがミドルクラスのモデルである。そのメリットは軽さと扱いやすさで、スーパースポーツバイクビギナーでも苦労が少なく、楽しく乗ることができる。安心感のある国産モデルも魅力的だが、今回ご紹介するのは、昨今バイクレースの最高峰「Moto GP」で活躍しているイタリアのモーターサイクルブランド“アプリリア”の「RS457」だ。
上位モデルから継承している精悍さと個性を備えたデザインのボディに457ccのツインエンジンを搭載、先進のテクノロジーも搭載され、ビギナーからエキスパートまで気軽に“走る”楽しさを味わうことができる一台となっている。スーパースポーツバイクながらもカジュアルに使えるのが魅力ということで、今回はショートツーリングへと出かけてみた。
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「ネオレトロ&カジュアルで人気のバイク」ヤマハのミドルクラス“XSR700 ABS”にニューカラーが登場!
シリーズの伝統を受け継ぐ軽快かつダイナミックなスタイリング
見るものに“速さ”を印象付けるスーパースポーツバイク、このモデルも同様で、アプリリアのスーパースポーツバイクのデザインをしっかりと踏襲している。
特に目を引くのは、精悍かつ未来的な印象をフロントマスクに与えているダブルフロントフェアリングである。ダブルフェアリングはそのインパクトのある見た目だけでなく、走行風圧とエンジンやラジエーターからの熱気を逸らし、ライダーの快適性を高めてくれる役割も果たしてくれている。
またライダーを走る気分にさせてくれると同時に写真に収めた際も画になるビルドアップされたボディとキュッと尻上がりのシャープな後ろ姿も魅力的だ。そしてカラーリングは、アプリリアのMotoGPマシンであるRS-GPのグラフィックを彷彿とさせるアグレッシブな雰囲気を纏い、まさにスポーツ感タップリのマシンとなっている。
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この記事を書いた人
ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
Instagram:@freerider1226
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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