1日目はパイ生地に専念
入念に手洗いや消毒を済ませ、工場内に一歩足を踏み入れると、チョコレートの魅惑的な香りが鼻腔を擽ります。そして目に入ったのは、冷やしたパイ生地がのせられた天板。この天板をラックに入れ、オーブンで焼き上げていくんです。
オーブンは全部で4台ありました。230℃という高温で26分ほど焼いていけば、こんがりとしたきつね色に。ちなみにこの生地は、手でバターを練り込んでいく折パイという製法とのこと。パイは144層にもなっています。144という数字を多いと取るか、少ないと感じるかは人それぞれかと思いますが、実はこれにもちゃんとした理由が。
折り過ぎても層がつぶれてしまって食感が損なわれるのだとか。ミルフィーユの食感の良さの秘密が、ここに隠されているようです。焼き上げたパイ生地を固めてラップをしたところで、1日目の工程は終了しました。
この記事のタグ
この記事を書いた人
ライター観山 栞
ウェブを中心に活動中。グルメ、アート、インテリア雑貨、ファッション、スニーカーなど得意ジャンルは幅広い。商品開発担当者へのインタビューなど、取材経験も豊富。趣味はスイーツ巡りや美術館に行くこと。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする
関連記事