「今乗るべきバイクはこれだ！」ビギナーからベテランまで虜にする…250～800ccの“スズキ Vストローム”をプロが乗り比べレビュー

1.【Vストローム800】新設計のエンジンを搭載。スズキらしさを象徴するミドルサイズアドベンチャー

Vストローム特有のデザインを継承しつつ、シャープな雰囲気で仕上げられたボディに、力強くも扱いやすい775㏄の並列2気筒エンジンを搭載。先進の電子制御システムも備え、快適な走り約束してくれる。

「普段乗りしている大柄なトライアンフ タイガー1050よりも車重が軽く、取りまわしが楽に。エンジンのフィーリングは癖がなくて扱いやすく、吹け上がりもスムーズ。個人的に超低速での粘りがよく、振動も少ないので長距離ライドにおすすめです！」（安室さん）

先進の機能とデザインが光る

スムーズな走りと俊敏な加速を楽しめるエンジンや、先進の機能と高い視認性を備えるカラー液晶ディスプレイ、縦2灯の印象的なヘッドライト。タンデムでの高速ライドやトップ＆サイドケース装着時でも安定感のある走りを実現するフレーム設計も特長だ。

シート高は抑えめでデザインはスリム

シート高は825㎜、3台の中では一番シート高が低い設定で、さらにシート幅もスリムなので足を下ろしやすく両かかとは気持ち浮く。