ゴンチャの店舗とペットボトル飲料は「目的」が異なる
試行錯誤の結果、2025年版はさらにゴンチャらしさをアップすべく、ゴンチャらしい黒糖の風味とミルクの味わい、そして口に含んだ瞬間から飲み終わった後までの風味や香りの設計の調整を続けたといいます。
たしかに、2025年バージョンはよりゴンチャらしい味に近い風味豊かな味わいになったと筆者も感じました。実際、飲んだ方からも『ゴンチャらしい味に近づいた』『ほぼゴンチャの味じゃん』というコメントも多く寄せられているといいます。ただし、「そんまんまお店の味」にすることが正解とは限りません。
飲み比べると、2025年バージョンはよりゴンチャらしさがアップした味わいになっています
「ペットボトル版のゴンチャ飲料は、あえて店舗で提供される味と完全に同一にはしておりません。これは、両者の目的が異なるためです。店舗の商品は、その場で会話を楽しみながら味わうものです。一方でペットボトル飲料は“喉の渇きを潤す”ことを主な目的としており、400mlの容量設定にしております。喉の渇きを癒しつつ、ゴンチャらしい味わいをしっかり感じていただき、最後まで美味しく飲み切れる甘さのバランスを追求しています」(大口さん)
甘さや氷の量、トッピングなど、そのときの気分でカスタマイズができるゴンチャ店舗で飲む飲料と異なり、ペットボトル飲料は均一な味わい。全体でより甘さを全体に感じられる味にしているという違いもあるそうです。
今後について大口さんは、「まだまだお茶の可能性はあると思っていますので、よりティーカルチャーを楽しんでもらうためのアレンジ方法や販促も考えています。今後もぜひゴンチャのペットボトルを様々な場所で楽しんでくださいね」と話します。これからもセブン-イレブンで手軽にゴンチャのペットボトルコラボが楽しめることに期待しましょう!
文・撮影/松本果歩
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ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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