「YZF-R1」と同じ設計思想の600ccクラスのスーパースポーツ
「ヤマハYZF-R6」は1999年に登場した600ccクラスのスーパースポーツ。コンパクトなボディにハイパワーのエンジンを搭載するという「YZF-R1」の設計思想を600ccクラスに取り入れて反響を呼び、レースでは中排気量クラスのWorldSSPで5連覇を達成した。
2026年仕様の「YZF-R6 レースベース車」は、2020年モデルのスーパースポーツ「YZF-R6(欧州仕様)」をベースに、レースなどサーキット走行に配慮したモデル。トラクションコントロールシステムやクイックシフターなどの電子デバイスに加え、上位モデル「YZF-R1 レースベース車(2024年モデル)」と同型のフロントサスペンション、フロントブレーキなどを継続採用。海外向けの2020年仕様がベースであるものの、もちろんアップデートが加えられている。
2026年仕様の「YZF-R6 レースベース車」のメーカー希望小売価格は¥1,375,000(税込)で、ボディカラーはマットダークグレーメタリック6、「YZF-R1 レースベース車」と同様、サーキット走行専用部品のワイヤーハーネスセットと「ECU」が付属される。
なお、「ヤマハYZF-R1 レースベース車」「ヤマハYZF-R6 レースベース車」の2026年モデルの第1次予約は2025年9月4日(木)〜9月18日(木)、第2次予約は2025年9月19日(金)〜11月28日(金)の期間、全国のヤマハオンロードコンペティションモデル正規旗取扱店で受け付けている。
文/近藤暁史 写真提供/ヤマハ発動機
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ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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