走りもデザインも安全性能も抜群に素晴らしい!ボルボ V90!【今語りたい名車 Car No.32】
「グランツーリスモ」シリーズのプロデューサー、山内一典さんが毎号1台のクルマを取り上げてその魅力を語るMonoMax連載「山内一典が選ぶ今語りたい名車、未来も語りたい名車」。
本ブログでは、これまで当連載で扱ってきた名車を1台ずつ紹介しています。
第32回の名車はボルボ V90です。
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ドイツのライバルたちを凌駕する 新世代プレミアムワゴン
V90はボルボのフラッグシップといえる90シリーズのステーションワゴン。
新世代ボルボの第1弾といえる2代目XC90や姉妹車にあたるセダンのS90同様、最新のSPAプラットフォームを使用。
シンプルでエレガントなスタイリングも、XC90と同じエレメントでまとめられた社内デザインだ。 全長4935mm、全幅1890mmの大柄な車体に搭載されるエンジンは、2リッターの4気筒のみ。
ただし最もパワーの小さなターボ付きで254ps、ターボ+スーパーチャージャーで320ps、それにモーターを組み合わせたハイブリッドモデルは407psと、充分な力強さを発揮している。
またラインナップのボトムがFWDである以外は全車AWDという設定だ。 “ボルボといえば安全性”の面も当然ながら強化されており、道路逸脱事故回避支援機能や大型動物検知機能といった新技術を含む運転支援技術が全車に標準で備わる。 価格は669~929万円と、ドイツ御三家のライバル達とほぼ横並びだ。
●ここにも注目!
シンプルだけど美しく印象的なスタイリングは、従来のボルボ・デザインとは一線を画するもの。
贅をこらしながらも上品なインテリアとともにV90の大きな魅力となる。
エンジンは2リッター4気筒ながら1.8tを超える車体をスポーティに感じられる身軽さで走らせる。
取材・文/嶋田智之 撮影/中村圭介
(本文の内容は2017年本誌掲載時点のもの)
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