【装備】スマホ連携メーターにVVAエンジン。クラスを超えた豪華スペック
エンジンは日常使いのオンロード走行からオフロード走行まで、幅広いフィールドでさまざまな乗り方に対応する、125cc水冷単気筒SOHC4バルブを搭載。
低速向けと中高速向けのカム(吸気側)が7,000〜7,400rpmで切り替わるVVA(可変バルブ)により全域で優れた出力・トルク特性を発揮し、11kW(15PS)/10,000rpmの最高出力と11Nm/6,500rpmの最大トルクを発生する。また低速トルクを充実させた2次減速比との相乗効果により、発進・停止を繰り返すような場面でも、余裕を持って走行することができる。
燃費はWMTCモードで44.8km/Lと良好で、8.1Lの燃料タンクにより、数字上ではあるが航続距離は360kmにも達する。
ブレーキはフロントφ267mmディスクローター&2ポットキャリパー、リアφ220mmディスクローター&シングルポットキャリパーで、フロントブレーキにはABSを装備して、オフロードからオンロードまでさまざまなシーンでコントロール性に優れた制動力を発揮するようにセッティングされている。
【価格・発売日】53万円台で2026年1月発売。維持費の安い「原付二種」の星
「ヤマハ WR125R ABS」のメーカー希望小売価格は、ディープパープリッシュブルーソリッドEとヤマハブラックのボディカラーいずれも¥539,000(税込)。2026年1月30日より販売が開始される。
オンロードの気軽さとオフロードのワクワク感を一台で楽しめる「WR125R ABS」は、ヤマハが提案する「最初のオフロード」として、ライダーの新たな相棒となりそうだ。
ヤマハ「WR125R ABS」スペック
全長×全幅×全高 2,160×840×1,195mm
ホイールベース 1,430mm
シート高 875mm
最低地上高 265mm
車両重量 138kg
エンジン 単気筒水冷4ストロークSOHC4バルブ
総排気量 124cc
最高出力 11kW(15PS)/10,000rpm
最大トルク 11Nm(1.1kgfm)/6,500rpm
トランスミッション 常時噛合式6速
タイヤサイズ 前2.75-21 45P/後4.10-18 59P
乗車定員 2名
メーカー希望小売価格 ¥539,000(税込)
文/近藤暁史 写真提供/ヤマハ発動機
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ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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