【独占取材】ザ・ノース・フェイスから極地で真価を発揮するプレミアムアクションカメラパック「ETAH(エタ)」が誕生! 込めた想いから、開発秘話まで余すことなくお届け
執筆者: ライター/岡藤充泰

ザ・ノース・フェイスからバックカントリーや極地遠征など、過酷な環境下での撮影活動を想定し、軽量性・防水性・耐久性を高次元に共存させたカメラパックが誕生。企画・開発に携わったザ・ノース・フェイスの開発チームに独占インタビューを実施。開発にかけた熱い思いを聞きました。

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開発には極北の地で活動する写真家、遠藤励さんも携わった
ザ・ノース・フェイスのパックチームが極地で活躍する究極のカメラパックを目指し、このプロジェクトはスタートしました。中心となったザ・ノース・フェイス事業本部MDの宮久地拓実さんは、プロジェクトをより実践的で完成度の高いものにするため、グリーンランドなどの極地で活動している写真家の遠藤励さんにアドバイスを求め、遠藤さんは自分が求める最高のカメラパックを作るため、このプロジェクトに参加しました。遠藤さんは極地での活動経験をもとに、素材や機能など様々な提案を行い、開発段階のプロトタイプにカメラ機材を詰め込み、極寒のシベリアやモンゴルの砂漠地帯などを訪れ、テストを繰り返してきました。そして、構想開始からおよそ2年、ついに目指したプレミアムアクションカメラパックが完成。北極圏を目指す冒険家たちにとって最後の拠点となる「ETAH(エタ)」の名が冠されたのでした。
グリーンランドや地元である長野を中心に活動する写真家・遠藤 励(つとむ)さん。
株式会社ゴールドウイン ザ・ノース・フェイス事業本部MD宮久地拓実さん。
スノースポーツ専用テクニカルパックの傑作品がベース
エタの開発にあたり、ベースとしたのがザ・ノース・フェイスのバックカントリーパックの傑作、「CHUGACH(チュガッチ)」です。遠藤さんも愛用しているというチュガッチの機動性をベースに、軽量性、耐摩耗性、防水性を兼ね備えた、チャレンジ・アウトドア社の超高分子量ポリエチレン「Ultra 200X」(UHMWPE)を新採用。「極地遠征で用いるパックは、防水性、耐久性を重視しながら、100gでも軽いほうがありがたい」という遠藤さんも満足のいく素材です。そして一見地味に思えるカラーは、アザラシの表皮の色をイメージしたもので、「部族の生活に入り込むために華美な色は使わないようにしたい」という、遠藤さんの想いに応えたカラーになりました。

ロールトップタイプの「エタ 40」はカメラ機材以外のアウトドア装備品も収納可能。

堅牢なのに軽量で、精密機器のカメラを安心して持ち運べる
遠藤さんが、どうしても譲れなかった機能の1つが、メイン収納室を仕切るディバイダーの固定化。あえて固定させることで、自由度の代わりに、精密機器の保護性、安定性を向上。もちろん、衝撃を吸収するパッドも搭載されています。ロールトップとボトム収納のある「エタ 40」では、「上部に防寒着や行動食などを、下部にコッヘルやバーナーなどのギア、濡れた衣類などを収納しています」という遠藤さん。内装カラーが鮮やかなサミットゴールドとなったのは、「視認性はもちろんのこと、極地やデスゾーンなど、色のない世界で温もりを感じられる」(遠藤さん)ために採用されたものです。また、グローブをしたまま操作しやすい大き目のファスナースライダーなど、細部までとことんこだわった作りになっています。
エタ40の細かなディテールをチェック!
カメラ専用収納室。ディバイダーは固定式で機材の偏りが発生しない。
ロールトップ式の上部収納部。防水性に優れ、荷物の増減にも対応。
下部収納室にはギアや濡れた衣類などを分けて収納できる。
背中に沿ってカーブを描く背面パッド。蒸れにくく、背負い心地も抜群。
安定感を生み出すウエストベルトにはファスナーポケットを装備。
両サイドのポケットにトレッキングポールやカメラの三脚を装備可能。
プロカメラマンが使った結論は「これ欲しい!」だった。
エタの実力を評価してもらうため、本誌で活躍する中村圭介さん、村本祥一さんのプロカメラマン両名に、実際の撮影に使用してもらいました。
エタ30に中村さんの撮影機材をセット
アウトドアでの撮影も多いカメラマン中村圭介さんは機動性に優れた「エタ 30」をチョイス。「アウトドアの撮影では必要な機材を厳選して収納します。このサイズは機動性を損なわず、必要な機材を収納するのに最適でした。それよりも、この軽さと、肩や腰に負担をかけない背負い心地のよさは、さすがザ・ノース・フェイスですね」(中村さん)
エタ40に村本さんの撮影機材をセット
都内の撮影は電車やタクシー移動が中心という都会派カメラマンの村本祥一さんは、収納力に優れた「エタ 40」をチョイス。「収納性、耐久性、堅牢性の高さはもちろんですが、街使いでも絵になるかっこいいデザインが秀逸です。キャリータイプのカメラパックから、こちらに乗り換えようか真剣に考えます!」(村本さん)
あらゆるフィールドで活躍する一生モノパック、それがエタ!
これから、エタを背負って中国・モンゴルの砂漠地帯へ遠征するという遠藤さん。エタの機動性とタフさが存分に発揮されるのは想像に難くありません。極地遠征での撮影やバックカントリー撮影など、フィールドで真価を発揮する、これまでなかったカメラパックと言えます。プロフェッショナルカメラマンはもちろん、趣味で撮影を楽しむアマチュアカメラマンにも、ぜひ手に取っていただきたい、一生モノのカメラパックです。

取材・文/岡藤充泰(ライトアウェイ) 撮影/村本祥一(BYTHEWAY)、中村圭介
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ライター岡藤充泰
ファッション、カバン、革小物、クルマ、家電などあらゆるジャンルに精通する、この道30年以上のベテランモノライター。プライベートではキャンプと車をこよなく愛する。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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