バッテリー最大120時間!「SUUNTO 9」はこのうえなくタフなスマートウォッチだった!
精度の高いGPS機能と高い耐久性で、アウトドアアドベンチャーに多くの支持を得ているSUUNTO(スント)のスマートウォッチ。
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6/26から新発売になる「SUUNTO 9(スント9)」は、GPS機能の性能を落とすことなく、バッテリーの持ちを最大120時間にまで高めた、全く弱点のない腕時計なんです。
バッテリーを長持ちさせる仕組み
1.インテリジェントバッテリーモード(バッテリー寿命管理システム)
SUUNTO 9には、パフォーマンス・エンデュラス・ウルトラという3つのバッテリーモードがあります。記録が開始されると、現在のモードでのバッテリー残量を表示します。
エクササイズ中に電池残量が少なくなると、バッテリーモードを切り替えるように促してくれます。また、活動履歴から予測し、次回の活動までに十分なバッテリーを確保するように、お知らせをしてくれることも。
インテリジェントバッテリーモードとは、過去のログから照らし合わせ、必要に応じて3つのモードを切り替えることで、バッテリーを長持ちさせるバッテリー寿命管理システムなんです。
2. Fused Track ™(フューズドトラック)機能
では、GPSの精度を下げることなく、どうやってバッテリーモードを変えているのでしょうか?
そのワケはズバリ、加速度センサー!
スント独自のFused Track ™機能により、GPSと加速度センサーを組み合わせて、現在地を感知します。こうすることで消費電力の高いGPSだけに頼ることなく、距離や正確な軌跡を記録することに成功したそうです。
SUUNTO Appでのペアリングで世界が広がる
SUUNTO 9には米国Valencell社の心拍数測定センサーが手首に搭載されています。だからトレーニングや毎日の活動での消費カロリーを計測するだけでなく、睡眠の状態を記録することができるんです。
専用アプリ「SUUNTO App」を使って、スマホと連動させれば、自分のバイオリズムをわかりやすく確認することができます。
また、アプリ内にはコミュニティもあり、他のユーザーと繋がることもできます。トレッキングやトライアスロン、フィールドレースなどの軌跡を共有しあえるので、イイ刺激をもらえそうです。「次はここに挑戦しよう」と他のユーザーの軌跡を参考にできるのは、面白いですね。
この時計を作るにあたって、SUUNTO ではテストラボでの衝撃・温度実験に加え、アスリートたちに実際に使ってもらい、何千時間もフィールドでテストを行ってきたそうです。
そうして辿り着いたのがこのカタチ。ベゼルにはステンレス・スチールを用い、風防には傷つきにくいサファイヤガラス、ストラップには耐久性のよいシリコンを採用しています。
また、発売日前日までに下記の販売店で事前予約をすると、スントオリジナルバッテリーがプレゼントされるとか。心拍ベルトがセットになったBARO HR BLACK とBARO HR WHITE(ともに¥82,000、税抜)も予約できます。
10気圧防水で、60種類のスポーツモードが搭載されているので、どんなスポーツにも対応します。プロアスリートはもちろん、サーファーや登山愛好家にもオススメしたいロングバッテリーウォッチです。
スント公式オンラインストア
http://www.suunto.com/ja-jp/suunto-collections/suunto-9/
取材・文/横山博之 写真提供/アメア スポーツ ジャパン
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