拡大し続けるペットボトルコーヒー『ラテ』飲み比べ
ペットボトルコーヒー市場が、戦国時代とも評されるほど活況です。サントリーの「クラフト ボス」シリーズが切り開き、今は各飲料メーカーが次々と参入。ブラックコーヒー以外にも、様々な味が登場し、コンビニやスーパーでも一定のスペースを占めるドリンクの一ジャンルとして定着しました。そして今はブラックより、ミルク感があり飲みやすいラテを好む人が増えています。そこで、各社のペットボトルラテを飲み比べてみました!
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ペットボトルコーヒーのパイオニアシリーズ
サントリーが発売したクラフトボスシリーズのラテ。「クラフトボス ラテ」は、満足感がありながらも、すっきり飲み続けられる味わいを実現するために、200を超える工程を経て、手間を惜しまず仕上げたコーヒーに、厳選した国産牛乳と北海道産の生クリームを合わせ、甘すぎずすっきり飲みやすい「やさしいコク」を実現したとのこと。
サントリー/「クラフトボス ラテ」
¥170(税抜)
「クラフトボス ラテ」飲んでみた
適度なコクがあり、すっきりとした味わい。やや甘味が残る後味は、飲んだ後にホッとできるやさしい味わい。コンセプト通り、じっくりと飲みたい味に仕上がっています。
疲れた体にしみました。
人気缶コーヒー「ジョージア」のペットボトルラテ
コカ・コーラの「ジョージア」ブランドのペットボトルコーヒー。水出しコーヒー5%使用し、透明感のあるすっきりとしたコクが楽しめます。国産牛乳を使い、なめらかで雑味のないすっきりした味わいだそう。
コカ・コーラ/「ジョージア ジャパン クラフトマン カフェラテ」
¥149(税抜)
「ジョージアジャパン クラフトマン カフェラテ」飲んでみた
コーヒーのコクがまろやかで、飲みごたえがあります。苦味と甘味はどちらもやさしめで、満足感もあり、すっきりとした後味はリフレッシュしたい人にピッタリ。ゴクゴクといきたい人にもおすすめです。
グラスボトル風の形状やクラフト感のあるラベル、ブランドロゴのエンボス加工など、随所にこだわりを感じさせるスタイリッシュなデザイン。
タリーズコーヒー監修の無糖カフェラテ
スペシャルティコーヒーショップ「タリーズコーヒー」の味わいが楽しめると人気の「タリーズコーヒー」。そのペットボトルラテは、ミルクの甘さだけでコーヒーの味わいを引き立て、すっきりとした飲み口に仕上げた無糖カフェラテ。甘さがいらないシーンにぴったりの味わいに仕上がっているそう。
伊藤園/「タリーズコーヒー スムースラテ」
¥160(税抜)
「タリーズコーヒー スムースラテ」飲んでみた
無糖ラテなので砂糖の甘味はなく、ミルクの甘味とコーヒーのコクだけの、ピュアな味わいに仕上がっています。全体的にすっきりとした飲み口で、ゆっくり時間をかけて飲む時やスイーツなどと一緒に飲むとよさそうです。
甘さがいらないシーンにもよく合います。
振って泡を立てて飲む!? ユニークなラテ
丁寧にドリップした高級豆ブレンドのコーヒーに、国産牛乳を合わせた、苦味や雑味のないなめらかな味わい。振るほどに生まれるきめ細やかな泡により、さらになめらかな味わいになるそうです。振って泡だてるアイデアは、近年カフェを中心に広がっている新しいコーヒーの飲み方の一つから参考にしたそう。
アサヒ飲料/「ワンダフルワンダ ラテ」
¥160(税抜)
「ワンダフルワンダ ラテ」飲んでみた
苦味と甘味のバランスがとれていて、ややコクも感じる比較的濃厚な味わいに感じました。振って泡立てて飲むと、マイルドさが増し、より丸みのある味わいに。味変できるのが面白いです。
日常のオフタイムで、優雅に振りながら飲みたいですね。
ちびだら飲み推奨! 1日を通して楽しめる520ml
通常のドリップコーヒーに低温で時間をかけて抽出した水出しコーヒーとクリアエスプレッソを加え軽やかで澄んだコクを実現。ミルクとのほのかな甘さを加えることで、仕事をしながら1日を通して楽しめる仕上がりになっているそう。容器は、ダイドードリンコ初の大容量容器・520ml。
ダイドードリンコ/「ダイドーブレンド グッドワークブレンド オールデイリフレッシュラテ」
¥140(税抜)
「ダイドーブレンド グッドワークブレンド オールデイリフレッシュラテ」飲んでみた
一口含んだ瞬間にわかる、透明感のある澄んだ飲み心地。その中で苦味・甘味も適度に感じられ、飲んだ後、気持ちが落ち着きつつも、シャキッとなるように感じました。520mlの容器は、500mlに慣れていると、最後の一口が多いような印象です。
20ml多いと、ちょっと得した感じ。
文/撮影/金山 靖
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