2020年に起こる(ハズ)の事象からヒットを予測！

2020年も早１カ月が過ぎ、今年はこんな一年になるかなと想像も広がる頃でしょうか。今回はこれから予定されている制度や事象をもとに、ヒットしそうなアイテムをMonoMaxが独自に予測します！

１.座席の前に置ける横長トローリー・「エース／レイリップ トローリー」！

　５月より、一部の新幹線で特大荷物の持ち込みが事前予約制になります。これは特に東京五輪を前に国内移動が活発になることを見越してのものですが、今後最後部席が予約制の特大荷物スペース付き座席となり、大型のトローリーで新幹線を利用しづらくなることが予想されます。そうなると、座席の前スペースや網棚に置けるサイズの荷物で新幹線移動をする人が増えるはず……ということでカバンメーカー最大手のエースから登場するのが「レイリップ トローリー」です。この横長トローリーは座席前スペースにジャストなサイズになっており、しかも高さはシートの高さに合わせてあるので、前の席の人が背もたれを倒してもトローリーが押されず、テーブルもきちんと引き出せます。これから激戦になりそうなカテゴリーで、まさに先鞭をつけるアイテムです。

ポケットを多数搭載し、収納力抜群。カバンを上に載せてもフロントファスナーからメイン室へのアクセスが可能です。

ハンドル兼用ショルダーベルトが付属し、電車の乗り降りや、階段など段差の多い場所を移動するのに役立ちます。

２.トートに変形するパッカブルサコッシュ・「マスターピース／クイックパック №55054」！

　続いてご紹介するのもバッグです。コンパクトなサコッシュから縦40.5cm×横31cmサイズのトートバッグに変形して容量を拡張できる、マスターピースの「クイックパック №55054」がヒットすると予測します。なぜなら世界的に問題視されているマイクロプラスチックによる海洋汚染を受けて、脱プラスチックの動きが着実に広まってきており、レジ袋の有料化を義務付ける制度が今年実施されることになっているからです。つまりショッピングバッグを持ち歩く人が増えると思われますが、出かける度に毎回使うとも限りません。スマホや財布など必要最低限のモノが入って、おしゃれに持てて、買い物をしたときだけ大きく広げられるこんなバッグならもっと便利なのでは！？と考えます。旅行のサブバッグなどにもいいですし、活躍シーンはたくさんあるはずです。こちらの本体はタテ・ヨコ糸ともに形状記憶ポリエステルで織り上げた高密度な素材で、折りたたんでシワになっても、軽く伸ばせばシワが目立たなくなるのもポイントです。

３.街でも自然に着られる空調服・「アソビト／ファンウェア マウンテンパーカ」！

　毎年のようにニュースになる夏の猛暑、もちろん今年もピーク時の暑さは計り知れません。この夏は東京五輪があることで炎天下でも外出する人がグッと増え、そんな環境下で長時間観戦する機会もあると思います。そこでヒットしそうなのがファン付きの空調服。昨年流行したハンディファン人気は継続するとして、アソビトの「ファンウェア マウンテンパーカ」のように、ファンを動かしてもあまり服がふくらまない、スマートさを追求したおしゃれな空調服が来ると思われます。こちらは腰の左右に電動ファンがあり、内部に風を循環させるのですが、腰回りに風留めがあるため風が下から逃げません。ハンディファンと違って両手が空くので自由度が高く、アウトドアやバイクなどのレジャーにももってこいです。

後ろから見たところ。内ポケットにモバイルバッテリーを搭載し、胸ポケットにコントローラーがあり、風の強弱も調整できます。

これらがあれば世の中を先取りできるかもしれません！ぜひチェックしてみてください